忙しいとはいえ、出かける必要はないので、備忘メモを記しておくことにしました。
サマータイムに入ったとたん、夜になるのが遅くなり、毎日4分ずつ日も長くなってるし、あっちにもこっちにも花が咲き、よい季節へと向かっています。
これからしばらくはそれを楽しまないと、もったいない、です。
今日はサハラ砂漠からやってくる風で、気温は25℃まで上がるらしい。
ウィークエンドだし、多くの人が海へ出かけるだろうと、国鉄が海に行く列車の本数を増やしたりもしています。
さて、エイプリル・フールの日に見かけた記事。
でもこれはジョークじゃないです。
おもしろいと思ったのでメモ。
「2531年 佐藤さん問題」というらしい。
「あすには」というグループがあり、そこがやってるプロジェクトのひとつなのだと、そのグループに入ってる友だちから教えてもらいました。
ベルギーは建国時より夫婦別姓なので、ベルギー人と結婚した私は、結婚しようと離婚しようとずっとShohojiです。
私の苗字、珍しいうえに仏教の言葉でお浄土の意味、結構気に入っており、変えずに済んで嬉しく思ってます。
とはいえ、ベルギーにも「男性優位」みたいな発想は存在したわけで、私のモト夫の世代あたりはまだまだそういう固定観念のあるひとがけっこういるかも。
子供たちの世代の男の子たちは、少なくとも私の知る限り、そういう発想をする子はゼロですけどね。
60代後半の人はどんどん引退して、自分の楽しい余生を・・・ということになるので、社会を動かす人たちも世代交代、それにしたがって社会のシステムも変わっていく、ということなのだろうと思います。
子供が生まれたら、私の世代なんて多くは当然のように父親の苗字を取ってました。
うちもそう。
私もそれに何の疑問を持っていませんでしたが、次女くんと小学校のときから仲良しの子のママはシングルマザー(英国人、子供たちの小学校の英語の先生だった)で、一緒に子育てをすることを放棄した父親の苗字を取ることを良しとせず闘い、その子は彼女の苗字を取ることになりました。
これも「あたりまえ」じゃないことを私も知り、ちょっと自分の固定観念を恥じたりもしたのである。
たしか2014年だったと思うけど、法律の変更が行われ、今は生まれた子供の苗字は、父親のものでも母親のものでも第3者のものでも、その全部でもよく、複数の苗字の場合はその順番も自由。
「自由」となると、自分で選んでいくことになるわけですから、考えないといけない。
思考停止した社会では、「自由」は重荷なのかもしれませんね。
仕事で忙しいと、外食が増えます。
数日前、アントワープでのランチ。
私は牛のカルパッチョ。
おいしかった。
4日、久々にゲントに行ってきました。
公共の交通機関の路線が大きく変わっていて、ちょっと驚いてしまった。
旧市街に着いて、とりあえずコロッケ屋でランチ。
開店と同時に入ったので、その時点では客は私だけでしたが、あっという間に満員になりました。
揚げ物好きが集うのであった。笑
今まで知らない店だったけど、聞くとすでに3年経ったのだと。
久々のゲントの街。
目的は聖バーフ大聖堂の神秘の仔羊。
大聖堂の主祭壇、イエスさまでもマリアさまでもなく、市民であった聖バーフ、ってところが、ベルギーらしくて好き。
立派なオルガン、17世紀中ごろのもの。
最も古い地下部分。
神秘の仔羊
開いたときの上部のパネルは今修復中(第3期)なのでホンモノではありませんが。
大聖堂前に立つ鐘楼。
大聖堂
1521年、デュ―ラーが滞在した大聖堂近くの建物。
神秘の仔羊を彼も観たのである。じわっと感動する。
やっぱり、ゲント大好きだわ。
忙しいと言いながら、その忙しさは「友達とのランチ」だったりもする…。
12月以来お互いの都合がつかず、月1回のランチができなかったのである。
ようやく今月実現。
いつものレストランは復活祭休暇で閉まってたので、お向かいのワイン自慢のレストランで。
泡、ロワールのものだと言ってた。
スターターはカリフラワー。
メインは白身の魚。
昨日聴く暇がなかったので今から聞く。
アニェス・ソレルの死に関する調査だって。
今どきのフェミニシード(féminicide)の視点からの分析みたいでおもしろそうなので。
6月の選挙まであと2か月。
EU議会については16歳から投票可能(というか、結局罰則ナシの義務となった)ので、中等学校の子供たちから募集して選ばれた子が、メンバー国を訪ねていろいろ知ろうとする、というRTBFの企画。
昨夜のニュースでは、リトアニアを訪ねた男の子を紹介してました。
メモはこのくらいにしておこう。