いろいろ

復活祭のヴァカンスは2週間です。
最初の1週間が、寒くて悪天候のまま過ぎ去ってしまいそう。
お日さまが恋しい。


今朝読んだチベタンの話。

http://lung-ta.cocolog-nifty.com/lungta/2008/03/0327.html

ただでさえ涙腺がゆるいのだけど、子供たちがひどい目に遭う話は、もう耐えられませんねえ・・・。

そういえば、昨日ユーロ・ニュースで、ほんの10分くらいの隙を利用して撮影されたものということでしたが、ラサの若い僧侶たちが、「略奪と暴力にさらされている」と、涙ながらに訴えている様子が映されていました。

昨日のmixiの日記のコメント欄で、死刑制度の話を少ししましたが、ちょちょっとネット上で話すことなど難しすぎるテーマですね。

ちなみに、EUのメンバー国になる条件のひとつが、死刑制度を廃止していることです。

そしたらトラカレで、森達也さんの新しい著作「死刑」に関するインタビュー記事が紹介されていました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080324/150968/?P=1


一昨日の午後、長女の中等学校での一番の仲良しだった同級生の自宅を訪ねてきました。
彼女は今バルセロナでホームステイ中、そんな中でハルキ・ムラカミの「ねじまき鳥クロニクル」を読みたいというんで、長女が貸してあげようと、昨日バルセローナに娘を訪ねることになっていたお母さんに、託けるよう私が頼まれていたというわけ。

ここはお母さんと子供ふたりの母子家庭。
経済的にはけっして余裕はないのですが、長女の同級生だった彼女、とても頭脳明晰で1年飛び級、1年得しているので、中等教育卒業後いきなり高等教育に進学せず、ホームステイでもって、最初の数ヶ月アイルランドへ、そのあとバルセローナへ、5月にバルセローナから戻ったら、今度はオランダへ、そして最終的には7月に帰国することになっています。
このホームステイ、ボランティアの家庭が若者たちを受け入れてくれる制度を利用しているので、ほとんどお金はかかりません。

9月からはリールのプレパラトワールで、フランス文学を専攻したいとのこと。
このフランス文学のみに絞ったプレパラトワール、ベルギーにはないシステムということで、国外とはいえ、ベルギーの奨学金制度が利用できるのだそうです。
また、プレパラトワールというシステム自体、大学というよりは高等学校扱いということで、授業料もないらしいです。

健康保険は、ユーロクロスというシステムで、ベルギーのものでEU内OKだし。
本人が学びたいという気持ちを持って、積極的に動いたら、こういう風に、いろんな可能性があるわけです。