また雨降り


二日いいお天気が続いただけで、また雨。
気温はわずか12℃ですよ。

昨日病院で放射線を当てる場所に印をつけてきました。
今日はスキャンだそうで、また病院に行かなければなりません。
今日も昨日と同様、健保が派遣するヴォランティアさんがお迎えに来てくれます。

化学治療の第1日目、来てもらうことになっていたヴォランティアさんが、健保の手配ミスで来ないというトラブルがありましたから、ちょっとシンパイしていましたが、今回は予定通りちゃんと来てくれました。

このサーヴィス、ガソリン代は1キロメートルあたり30ユーロセントが健保から支払われるそうですが、完全なるヴォランティアで、このサーヴィスをやってくれる方たち、無償です。
最近はガソリン代が値上がりしていますから、それでたりるのだろうか?

私のように「重い病症」と認められているケースだと、1回のサーヴィスごとに3ユーロ支払います。
そういうケースではなく、高齢者などが「足」として利用する場合は6ユーロ支払うことになるそうです。
往診などと限らず、お買い物にも利用できるとのこと。

昨日来てくれた男性は、技師さんで、定年退職後、家で何もしない暮らしはできない、というんでこのサーヴィスをするメンバーとして登録したのだそうです。
ザイールと呼ばれていた頃のコンゴで、コバルトを掘る機械技師として、地底1200メートルの深さで働いたこともあったそうです。

数日前にウクライナの炭鉱で爆発があり、地底1000メートルの深さに生き埋めになった労働者を助け出しているというニュースに、その深さを想像するだけで恐怖だね、と、家族で話していたばかり。

何かあるたびに地上と地底を往復するわけにはいかないから、地底1200メートルに、必要なものは全てそろい、鉄道まで走っているとのことで、映画「アンダーグラウンド」を思い出しました。


葉っぱさんことkuriyamakoujiさんからいただいた、「放射線治療1回きり」に関する質問ですが、この「1回きり」が、一箇所に一定量を超える放射線はあてられない、という理由によるのだという常識を、アホなわたしが知らなかったために、昨日はmixiに「一定量を超えられないからだそうです」などと書き込むなど、二日がかりのトンチンカン・レスを重ねたわけでした。
私はてっきり、治療効果の話かと思い込んでいたのです。

「一箇所」ったって、細胞は「おかわりまくり」なんだから、そこに新たに生まれた細胞たちの受ける放射能は、一定量を超えることはないのではないか、という話だったんですね・・・。

というわけで、ようやく話がつながりましたから、また聞いてきます。(笑)



昨夜はユーロ・カップポルトガル-チェコ戦で、家事のあいまに、あのむちゃくちゃかわいらしいヌーノ・ゴメス選手の顔を何回も見ることができ、おばさんは喜んでおりました。
もうずいぶん前から出場していますから、そろそろ引退でしょうね。
昨日は試合開始時点はキャプテンとして出場していて、途中で退場、キャプテン・マークをロナウドに渡していました。