年度の終わりである６月の最後の１週間は、いろんな事務手続きでものすごく忙しく、今年は毎朝の病院通いもあるしでバタバタしていましたが、昨日次女と３女が年度末の通知表をもらい、２ヶ月間に渡るヴァカンスに突入です。
あとは９月まで、どんなにじたばたしても、ゆったり、であります。
街はすでにしばらく前からヴァカンス気分ではありましたが、昨日は街中もっと浮かれていました。
３女は音楽アカデミーで演劇の授業も受けているんですが、その先生のパートナー氏が、昨夜まで３夜連続で何かスペクタクルを行う、というんで、そんなら観に行こうかと、３女・次女と一緒に気軽に出かけたらば、チェーホフの作品を夜中まで演じるというシリアスなもの、心積もりと全然違っていたのでめげてしまい、かわりにいつもの映画館で映画を観て帰ってきました。
街は聖ジャンの火祭りでスペクタクルや音楽や人であふれていました。
これからはあちらこちらでフェスティヴァルの季節です。
世間が騒ぐ「購買力」は、飲んで食べることに関しては、こういう機会のたびに充実しまくることでしょうね。
うちの子供の演劇のセンセは、このサイトの
http://www.theatredumeridien.be/index.php?page=vivarium
青い服の女性、セリーヌ、かわいらしくエネルギッシュな方です。
そのパートナー氏、演劇グループを率いているジュゼッペは通称ピノ、３女は来年度はアカデミー以外に、彼の率いるグループに参加する予定ですが、はたして、学校に加え、ピアノ・ヴァイオリンに演劇まで物理的にこなせるのか、母はややシンパイですが、本人がやりたいと言うのだから、どうなるか試してみるのも悪くないでしょう。
昨日観たのはベルギー映画、エルドラド。
なかなかよかったです。
いっぱい笑えて、しかもけっこう芸術性も高かったと思います。
笑えるベルギー映画は珍しいし、景色がワロニアそのもの、みなさんも機会があればどうぞ、おすすめです。
これ。
http://www.versusproduction.be/films/Films-en-cours/Longs-metrages/Eldorado1/Synopsis.fr.php
