mixiでも、このブログとほとんど同じ内容の日記をUPするんですが、あちらはある程度閉じた空間だからでしょうか、あるいは、もうみなさんお馴染みのマイミクさんたちでもあるからか、ここよりたくさんのコメントがいただけます。
で、昨日の日記にいただいたコメントにも「なーるほど」と、いろんな気付いていなかったことに思い至らせてもらいました。
http://mixi.jp/add_comment.pl?diary_id=881963524&owner_id=621107
わたし個人に関して言えば、
「わたしがおばさんカテゴリーに属する人間であり、本人はそれをいやに思うどころか、嬉しくさえ感じている」
ということ以上でも以下でもないのです。
が、いただいたコメントに
>おばさんと呼ばれたら嬉しくない
というものがあり、そこでハタと考えてしまいました。
「わたしはどうか?」と。
そして気付いたんですが、「おばさん」を自称するわたし、「おばさん」と呼ばれたことがない。
「おばさん」と自称することと、ある特定の社会の中で、「おばさん」と他人に呼ばれることは、全然違うことなんですねえ。
これって、フェミニズムに関するわたしの鈍感さとも似ています。
「オンナだから○○しなさい」とか「オンナだから××してはいけない」といった言葉で親にいっさい育てられなかったのと、オンナである不利益に直面する以前にニッポンを出たゆえの超鈍感です。
他人に「おばさん」と呼ばれたことがないだけでなく、甥や姪にも愛称でしか呼ばれたことないんです。
こういう経験不足(?)が関係していますね、きっと。
結論として、「おばさん」という言葉の、ニッポン社会におけるニュアンスって、モテ・非モテとか勝ち・負けといった、「カンタン2分思考」に通じるアホくさい価値観が、なんとなくまとわりついているんとちゃうか、というのが、わたしの持つ感想であります。
ま、おばさん考はこの辺でオシマイにして、こういうニュースが。
http://www.asahi.com/national/update/0727/SEB200807270001.html
今うちのクマはモンゴルにいますが、今回の旅行の最大の目的が、8月1日の皆既日食の観察です。
来年観られる今世紀最長の皆既日食、ニッポンでは観察のための場所の確保が難しいようなので、中国へ出かける計画のようです。
そういえば、今回も一緒にモンゴルへ出かけている天文仲間のひとり、セバスチアンという若者がいます。
ニッポンのようにモテ・非モテで分けるなら、きっと非モテに入る、30過ぎだけど彼女もいない静かな若者ですが、天文というパッションがあって、おばさんはいつも(笑)、なんという好感の持たれる人物だろうと、感心しています。
まわりに合わせて流される自分のない人より、こういう世の中の流れと無関係に、悠久のものに打ち込んでいる人は、魅力いっぱいですよねえ。