天気は良かったり悪かったり、でも日が確実に長くなってる。
私の記憶では、いつもこのカーニヴァルの時期ってむちゃくちゃ寒かったんだけど、ここ数年はそういうこともなく、今日も朝から10℃超え。
カーニヴァルってニッポンの節分みたいだなあ、と思う。
冬はそと、春はうち。
一昨日は寒くないし青空だしで、嬉しくなってついフラフラと街に繰り出しました。
チョコ屋さん、ビスケット屋さん、スーパーのお菓子売り場、などなど、すでにイースターの商品が並んでました。
こんな天気だった。
せっかく街に繰り出したし、チビ太用に何か買ってあげたいな、と思ったのだけど、赤ちゃん向けの衣類や玩具は、それを買う大人が喜ぶようにできていて、ほんとに赤ちゃんが喜ぶかどうかは不明。
まだ視力も発達してないときには、淡い優しい色どりのものなんて見えないんだそうです。
黒・白のコントラストがはっきりしているのがいいらしい。
うちにあるヴィクトル・ヴァザルリの作品みたいなのがいいんだよね。
こういうの ↓
そういうのは全く見つからなかった。
なんだかんだ言ってもちゃんと皆育つので、あんまり気にしなくとも…と思うのだけど、ただもしそういうのが見つかったら、「白・黒の玩具ってけっこうかっこいいじゃん」と欲しくもあり、少しだけ残念でありました。
前回書いた王立アカデミーの Le libre examen ですが、先週の2回目はキリスト教における話で、エラスムス、ルター、アビラのテレサの話でありました。
ふたりいた講師のおひとり、リエージュの司教様が話されたことがおもしろかった。
でも、どんな風におもしろかったか、1週間経った今、自分の書いたメモを見返さないと何も思い出せない…。
昨日の3回目、イスラム教における話。
コーラン史の分野では著名な学者さんの話と、それに続いて、同じくコーラン史のもう少し若い学者さんとの対話、という形式の講演。
もともと知識が乏しいので、事実関係の把握が私には難しく、ちゃんとしたメモができるほどわかりませんでしたが、ところどころ「おおおおっ」と感じる言葉もありました。
(例えば、他の宗教も同様だが、イスラム教は、戦争や飢餓、疫病と言ったヴァイオレンスの時代に生まれたもの、従ってヴァイオレンスを内包する、とか、コーランの中の言葉には、他の言語体系から引用されアラブ語として定着したものがある、とか、スーフィズムにも多様な流れがある、だから理想化するべきではない、とか、いろいろ)
昨日自分が書き留めたことを読み返し、今日に備えて復習しておかなければ…。
今日は4回目、デモクラシーの中のLe libre examen ということで4人の学者さんたちの会話になります。
動画やフォトを貼っておく。
うわお、と思った。
Rembrandt
これも、うわお、と思った。
ジョークじゃないところが怖い。
以前視聴したドキュメンタリーで知ったのだけど、アギーレの撮影の時、インディオの人がヘルツォークに「よかったら(キンスキーを)殺してやろうか?」と持ち掛けるくらいすごかったらしい。笑
でも女性には優しくて、そのドキュメンタリーの中で共演したことのあるクラウディア・カルディナーレは「とても優しかった」と言ってました。
Werner Herzog and Klaus Kinski on the set of Cobra Verde, 1987.
笑った。
インタビュアー泣かせのダリ。
De nombreux journalistes se sont prêtés à l’exercice d'interviewer Salvador Dalí… parfois avec difficulté !
セイジ・オザワが亡くなった後、あっちでもこっちでもオマージュを見かける。
一つだけ貼っておこう。
Disparu la semaine dernière, Seiji Ozawa était l'un des plus grands chefs d'ochestre japonais du XXeme siècle. Hommage par Lionel Esparza.
ちょうど最近この方がおっしゃっていたことを思い出す機会がいっぱいあったので。
美しいフォト。
Edouard Boubat (Français, 1923-1999), Remi écoutant la mer, Paris, août 1995
来年から5年間、改修工事でポンピドゥーセンターが閉館。
ホントは去年から閉館の予定だったけど、オリンピックでやってくる人々の入館を見込んで時期が延期になったらしい。
閉館中、そのコレクションの一部はグランパレにお引越し。
この記事読むと、グランパレも今工事中なのね。