前回から10日近く経ってしまった。
これ以上放っておくと、めんどくささに拍車がかかり、もうずっと更新しない…なんてことになりそう…。
というわけで、自分の脳みそのために更新。
一昨日、ルイと名付けられた嵐がベルギーにもやってきました。
その日はブリュッセル首都圏政府から、「17時に森が閉鎖されます」という要注意警報がSMSで送られてきました。
それで17時頃、外はどんな感じかしらとみてみると、2重に虹がかかってました。
おおおおっと思いフォト ↓ 。
FBにRTBFがやってる Ciel partagé (空をシェア)というグループ(メンバーおよそ12万人)があり、そのグループの多くの人たちが虹のフォトをアップしてました。
私が撮ったのはもう薄くなり始めたときみたいで、きれいなのがいっぱいあったので、そのうち少しだけ紹介したい。
それにしてもものすごい広範囲で、同じような二重の虹が見られたのね、と驚いたのである。
ブリュッセルを南に出た仏語圏ブラバンに住む Patricia Jourez さんという方がアップしてた。
ジャンヴァルのブドウ畑。
さらに南西に行って、もうフランスとの国境がすぐそこの場所で。
Julie Legrain という方が撮影したもの。
これはブリュッセルの北の端で撮影されたもの by Annette Degroote さん。
虹を見るとなんで嬉しくなるんだろ。不思議だ。
そしてこの時から1時間ほど過ぎたら嵐がやってきた。
短時間で去っていきましたが、フランダースの方では大きな被害が出たところもあったようです。
最近のニュース。
ウクライナ、ロシアが侵攻してまる2年。
ウクライナの人たちの疲弊もピークという感じです。
前線の兵士が不足しているらしいけど、進んで死ぬかもしれない前線に行くひとはいませんしね…。
リクルートされたくない方たちにインタビューしているのをニュースで見ました。
今朝EUコミッションのウルスラさんとベルギー首相がキエフ入り。
ロシアといえば、アレクセイ・ナワリヌイ氏が亡くなりました。
この方のお母さんが話しているのをニュースで見ましたが、息子さんの遺体にも会わせてもらえないそうです。
セレモニーも勝手に済まされそうな勢い、許すわけにはいかないとおっしゃっていました。
彼のパートナーさんはEUにやってきて話をしていましたが、それに関してベルギー在のニッポン人の方が、「不倫中の彼女が・・・」と彼女を批判する言葉をFB上でアップしていて、「げええええっ、どこかの国のTVのワイドショーレベルの気持ち悪い発言ね」と思ってしまった…。
トランプが「自分もナワリヌイと同様だ」などと発言している記事も見かけました。
何言ってるの?と思ってしまった。
何でも速攻で利用するのね…。
少し前にNATOに関して過激な発言をしていましたが、彼自身はそうやって目立つことが目的なんでしょうが、大統領になったらそのまわりには本当にそういう考えを持つ頭のいい者たちが集まるわけで、いろいろと怖いことです。
報道されるガザの様子も悲惨すぎて、なんでこういう事態が許されるのかと思わないではいられません。
ネタニヤフはこの事態が治まれば、それこそ裁かれる立場になるので後に引けないってこと?
以前に何回かここに記した、6月の選挙までの特集「もし私が首相だったら…」ですが、今週のテーマは「雇用」でした。
特に人手不足が顕著な建設業界の方たちを取材してました。
気が滅入るようなニュースがいっぱいです。
子供たちがいつでもこんな風に笑っていられる世界だったらいい。心和むフォト。
でも、撮影されたのは1941年、けっして平和な時代ではないんですよね。
子供の時ユダヤ人であるゆえに大変な思いをしたAharon Appelfeldの、「子供だったんですね、森で遊んだ記憶があるんです」という言葉を思い出した。
Friends in Paper Bags
Helsinki
(1941)
レオくんのパパであるイヴァンさんはプロの作曲家で、映画音楽の作曲もやるんだけど、彼が音楽で参加した作品が、マラガの映画祭で上映されます。
ものすごく嬉しいみたい。
そのうちニッポンでも上映されるのかな?
これです。
スペインでは3月22日に公開される。
私は体力的にもうこういう作品は見たくないので、ベルギーで公開されても行かないと思う。すみません、イヴァンさん。
Tráiler oficial de la película 'La abadesa', dirigida por Antonio Chavarrías.
王立図書館とBOZARで、それぞれ観たいエクスポジションが始まってる。
私は個人的にブルトンは好きじゃないけど、ベルギーのシュールレアリズムの人たちは、そこから距離を置いてました。
これ、おもしろかった。
ときどき長女くんからSOSが届くので、そのときはチビ太のところに行きます。
彼女が動かないといけない用事があるときは身軽な方がいいので、私がチビ太とお留守番なのです。
ジョヴァンニは2か月の育休のうち半分を消化したところで仕事に復帰、残りの1か月は来月上旬からひと月イタリアに親子3人で出かけることで消化するそうな。
そういうわけで、イタリアに出かけるまで私も駆り出されるわけです。
生まれて2か月ちょっと経ちました。見るたびに成長してます。
イタリアから戻ってくる頃はもっと成長してるんでしょうね。
1分1秒の価値がバーチャンとは大違い。
すごいな、と思う。
長女から「ママはひとりで3人も育てたのよね。どうやってたの?」と聞かれました。
はい、どうやったかなんて、なーんにも覚えてません。笑
たぶんタイヘンだったんでしょうけど、そんなこと全く覚えていない。
笑ったことはいっぱい覚えてるけど。
父親は仕事がらほとんどベルギーにいませんでしたしねえ。
目の前にある「やるべきこと」を、優先順位に従って一つずつクリアしただけ、なんですよね。
覚えてないけど、よくやったぜ!笑
10月に2~3週間くらいニッポンにいくつもりです。
9月が第3四半期の〆の月で、会計上いろいろめんどくさいのが10月初め、9月下旬の友人のエクスポジションに合わせようとすると調整が困難、東京で彼女と合流すると楽しいと思ったんだけど、それにこだわるとニッポンでゆっくりできないことになる。
前倒しにすると9月、ニッポンは暑そうだし(寒いのは平気だけど暑いのはもう耐えられそうにない)、苦手なクモにも遭遇しそうだし(これも耐えられそうにない)、もうそのエクスポジションをパスすることにしました。
今持ってるパスポートが5月で切れるので、新しく作ろうとコミューンに行ってきました。
パスポートないと航空券も買えませんから。
それでパスポート用のフォトを撮ったのだけど、7年前のと比べると、当然ながらしっかり老けてる!
本人は変わったつもりなかったのだが、1分1秒の価値、赤ん坊ほどではないとはいえ、それなりでありますね。ははは。
PS この日の午後のニュースで、アレクセイ氏の遺体が、ようやく彼のお母さんのもとに・・・と言ってた。
PSその2 フランスのシュールレアリズムと距離を置いたベルギーのシュールレアリズム、これってブルトンの態度にマグリットが怒った話などを覚えていたので、そういう感じの話かと思ってたけど、もっと根本的な態度の話なんだと思い至った。
「ナショナリズム」とか、そういうものともかかわってる話だわ、きっと。