2024年の後半に入った

7月スタート。

1分ずつ日が短くなってる。

 

先週はお日さまギラギラで、気温も30℃近くまで上がりました。

その後雨が降ったので、また最高気温20℃くらい。

快適です。

 

先週、まだそこまで暑くなかったときの空。

 

一番気温が高かった日、知り合いが歯医者から予約をキャンセルされたと嘆いてました。

キャンセルの理由は「すごく天気がいいから」。笑

他にも、天気がいいので入ってた仕事をすべてキャンセルした、という話を聞きました。

ずっと秋みたいな天気が続いてたんで、そのくらい皆嬉しかったのよね。

 

日本の東日本大震災のとき、東京にいる知り合いが、出先で地震に遭遇、その後なんとか帰宅したら、職場に戻らなかったことを後で会社から非難されたと聞き驚いたことを思い出したりしてしまった。

 

このふたつのケース、どっちか選ぶならやっぱり前者。

命かけろと言われるより、ゆるゆるぶりに呆れる方がいいや。

 

 

サッカーのユーロ杯、トーナメントに入った。

ツール・ドゥ・フランス、今年はフィレンツェでスタート。イタリアから、というのは初めてだそうな。

 

というどうでもいい話題もいっぱいだけど、フランスの選挙の話はもっといっぱいです。

 

昨日の第1回目、投票が義務でなくいつも投票率は50%くらいだと思うけど、なんと70%もの人が投票場に足を運んだそうな。

(予想通り)極右が一番票を獲得。

次の日曜日に第2回目の投票が行われます。

大統領選も2回投票されますし、フランスの仕組みはベルギーとは全然違っていて興味深い。

大統領選は上位2党の対決。

全国選挙では、上位3党の三つ巴。

 

EU議会の選挙の後、極右の大躍進で、フェミニストやLGTBQIA+の人たちが必死で危機感を表明していました。

極左が第2位。

ものすごい分断。

マクロンのことは「金持ちのための政治」だと。(トランプが出てきたとき、米国でも民主党に対して、同じようなことを言ってましたね。)

経済的中間層がやせ細るとこうなるんですねえ。

 

前回同様、メランションは、極右を阻止するためなら自分たちの候補者を全員引っ込める、みたいなことを言ってるようだけど(追記・これ、言ったのは前回の選挙の話かも。ラジオで聞いたのはその時の声だったんじゃないかな?だって2番目だから、引っ込む必要なさそうじゃない? 追記2・やっぱりメランションの言葉は今回のものだった。)、そうしたって(←中道と組んでも)極右の有利は変わらないだろう、みたいなことを今朝のラジオのニュースで言ってたような気がする。

 

ベルギーがまだ政治的にそこまで極端な事態になっていないのは、国の規模が小さいのと、中央集権じゃないからだと思うのだが、どうなんだろう。

 

私の小さな脳みそは、もう考えるのを嫌がり始めてるなあ…。

 

 

 

7月1日から施行される法律や仕組みがいろいろあるのだが、そのうちのひとつ、先日見かけて、へええーっと思ったのがこれ ↓ 。

 

苗字を変えるのがとても簡単になる。

それまで裁判所に行き面倒なプロセスを経る必要があったのだけど、コミューンでカンタンにできることになった。

この記事のフォトの男性、父親との折り合いが悪く母方との結びつきが強かったにもかかわらず、母の苗字を名乗れなかったのがずっと嫌だったそうで、今日7月1日、コミューンのアポを取ってると喜んでました。

www.rtbf.be

 

 

先日、バスに乗った時、座席の前にこんなステッカーが貼ってあった。



昨日の昼前、うちの通りを「ガザに人質になってる全員を解放しろ」というデモの人たちが、大人数ではなかったけど歩いていました。

イスラエル大使館はうちからそう遠くないので、そこをスタートしたんでしょう、旧市街の方向へ向かってました。

 

自由大学では、プロ・パレスチナの学生たちが建物のひとつを占拠してたんだけど、ポリスに排除されました。

大学の方針もガザへの攻撃を非難するものなのだけど、2年前に改修した建物が、その学生たちによってかなり被害を受けてるわけです。

デモにやってくる「壊し屋」と同じことしてどうするの?と、バーチャンも思うぞ。

68年の革命を気取ってるのかな?

同時に過去を振り返り、自分の「若気の至り」をいろいろ思い出したりもした…。

 

 

 

美しいものを貼り付けて、オシマイにする。

 

 

あ、メモしておこうと思って忘れてたことがあった。

 

EU理事会の議長国が、7月に入って、ベルギーからハンガリーに移りました。

スローガンが、偉大なヨーロッパを再び、だった。

バーチャンは「ゲッ」と思ったのである。