いろいろ


学校に行き始めたら、なんだか忙しくなってしまって、なかなかネットする時間がない。
(って、ゲームで遊ぶヒマなら少しはあるんだけど・・・)
金曜日は、キネが来ること以外、特に時間の定まったことがないので、書き留めておきたいことをちょいと記しておこう。


フランス語講座

メンバーがそろった感じあり、です。
みんなで10人。
私を含めた新入りが6人、前からいる人が4人。
新入りは前にも記したとおり、ポーランド人ふたり、ハンガリー人ひとり、リトアニア人ひとり、私、それにチュニジア人ひとりが加わりました。
リトアニア人のロレッタは、大学でニッポン語を専攻したかったのだそうだけど、当時はニッポン語を学べる大学は、近いところでレニングラード(!)しかなく、しかも入学試験の行われる日が、他の避けられない試験と重なっていた、というんで諦めたのだそうです。
結局リトアニアの大学で英語を専攻。
英語の講義がロシアでなされるという「ばかげた」た授業だったそうです。
現在はリトアニア大学の英語の教授ですが、EUエラスムス・プログラムで他の諸国からやってくる大学生に英語の授業をする際、フランス語とスペイン語の知識はとても有益なので、と、講座に参加した目的を話してくれました。
このロレッタ、一目見たときから、なんだか「いい感じだなあ」と思いました。
なかなか魅力的です。

チュニジア人も女性で、昨日授業が始まる前に話したんですが、18歳の時ニッポンの35歳の男性と文通をしたそうです。
彼女はとにかくトーキョーに興味があった、でも男性はお嫁さん探しだったらしく、「女性は家にいて、夫より早く起床し、朝食・昼食・夕食を毎日上手に支度し、あらゆることに関して夫に従わねばならない」などと書かれたものが届き始めたので、「冗談じゃない」と思ってもう手紙を出すことをしなくなった、と言っていました。

以前からいる4人は、ロシア人ひとり(この彼女は私と同じバスを使うので、ときどき乗り合わせて知っていた人、あらまあ、あなたも、と驚きました)、アーチスト風のオーストリア人男性ひとり、トルコ人男性ひとり、ニジェールの女性ひとり、です。


3女がひとりだけになったんで、食事の用意や洗濯・食器洗いなどなど、なんでもむちゃくちゃラクになりました。
おお、こんなにも頭数で変わってくるのか、と驚いています。
3女は今年度、つまり中等学校5年生の授業が、どれもこれも、難しいけどものすごくおもしろい、と、とても喜んでいます。
昨日はフランス語の授業で使っているテキストに記されている、ベルクソンの話をしていました。
やはりフランス語の授業では、近いうちに、シンボリズム、インプレシオニズム、リアリズムの中からひとつだけ絵画作品を選び、それに関する発表をしなければいけないそうです。
彼女が選んだのがシンボリズム。
おもしろそうなんで、私までついつい口出ししたくなるのでした。

こちらの中等学校は、5年生が一番難しいのです。
5年生さえクリアすれば、最終学年はクラス旅行といったいろんなイヴェントなどがたくさんだし、最終学年で留年させられることはほとんどなく、その後に続く大学といった高等教育に向けて、精神的に成熟してもらうことに力が入れられるようです。


ニッポンの新聞やブログやメルマガなどの記事を読むと、今度の選挙結果で、ほんとうにいくつか大きな変化が起きているようですね。

法務大臣が、死刑廃止論者の方だということを、ここで

http://hayao.at.webry.info/200909/article_9.html

読んで、へええええ、と思い、またやはり同じブログで、戸籍廃止論なども出てきていることを知り、

http://hayao.at.webry.info/200909/article_10.html

やっぱり、へええええ、と思ったことでした。