今週でオシマイ


今年の学校のクリスマス休暇は、来週21日月曜日からの2週間なので、どこの学校もほとんど今日で、2009年の授業がお終いになります。

大学は試験が1月なので、学生の猛勉強の季節に突入、特に新入生は、入学試験がない分、振り落としのために過酷な試験が待っており、初体験ということもあって、かなりのストレスでしょう。
クリスマスどころじゃありません。

中等学校は12月に試験が終わった時点で気分はもうヴァカンス、3女は、一昨日は学校から映画《ダーウィンの悪夢》鑑賞に、昨日はお休み、そして今日通知表をもらってお仕舞いです。

この9月からふたつの学校に通っている私も、今日のBDの教室でお終い。
土曜日も休みに組み入れる、という校長先生の考えで、明日のデッサンと芸術史の授業はなくなりました。
ウィークデイは来られないから土曜日に来るのに・・・と、1日授業を損した人々は怒っていましたが、校長先生が決めたことでどうにもならず。

フランス語講座は、昨日午前中、最後の週だから、というんで、フランス語講座を受けている全員を対象に年度末のパーティ、授業はありませんでした。
学校の方もちょっとした食べ物、飲み物を用意するから、各自自分の国の食べ物でも用意してもらえれば、という話で、料理があまり好きじゃない私は、ゲッと思い、しかも授業がないなら行かないでおこう、と思っていたのだけど、死者の日のヴァカンス以降入学してきたモロッコ人のネズハが、ヒロコが来るならモロッコのクレープを作ってくるよ、なんて言うもんで、イヤシイ私はついフラフラと参加してしまいました。

そううのめんどくさいから行かないや、なんて言う人(=わたし)みたいのに限って、当日一番楽しんでいたりするのがねえ・・・。

ニッポンのスシを期待しているエネルギーを背中に感じつつも、もうすっかりベルギー人の私は、パン屋さんでベルギーのガレットを購入してごまかしたのであります。

ネズハは約束どおりモロッコのクレープを作ってきてくれました。
粉が普通の小麦粉と違うんだそうで、穴がポコポコあいている、きれいなできばえのクレープでした。

他のクラスのペルー人の子が、カウサ・レジェーナというジャガイモ料理をこさえてきていて、なかなか美味でありました。
中国人の男の子が、北京ダックやナムその他いろいろ持ってきていて、それもおいしかったです。

学校からは、クニョルというクリスマスの季節にこの辺で食べるパンと、ホット・チョコレート、コーヒー、ジュースが用意され、ほかにも生徒達によるケーキなどいろいろ。

これだと夕食は抜きにしないとね、なんて言いつつ、ちゃんと夕食も取ったのであった・・・。