あとは本を読むだけ、レ・ミゼラブル(笑)


昨日も仕事オフ。
またレミゼラブル観ちゃった。(爆)
今度はジェラ−ルデュパルデュ−がジャンヴァルジャンを演じるやつ。
パ−ト1と2に分けてYoutubeにアップしてあったんで、それを見たのであるけれど、それぞれ3時間足らず、全部で6時間近い作品なので、昨日は最初の半分だけにしようと思っていたのに、止められずに結局最後まで観ちゃった・・・。

ヴィヴァ「一人暮らし」だわ。
考えてみたら、こうやって一人で暮らす前は、いつも家族に合わせて自分の時間が決まっていたんで、こんなことしてられなかったもの。
掃除や料理をサボっても、誰も困らないという快適さ。めでたい。


今回観た作品、デュパルデュ−の体型がちょっと問題だったけど、
(彼がモンテクリスト伯を演じたときも、あんな過酷な監獄暮らしをしている人間があんなに太っているわけない、と、みんな笑ってました)
ジャヴェ−ルはジョンマルコヴィッチ、この演技が素晴らしいと思いましたよ。
この人フランス語が上手なのね。

今この日記を書くため、ちょっとウィキってみたらば、右翼的発言で知られ、また死刑制度支持者だって・・・。

フ−ム・・・。


しかし、こんなことばかりもしてられないので、レミゼはこれで最後、後は本を読むだけにしようっと。

何本か鑑賞した映画でもって、セリフや設定が監督さんのこだわりでいろいろだというのがよくわかったんで、はたして私はどう思うか、どの映画の解釈に最も近いか、読む楽しみがいっぱいであります。

今月末に一時帰国している日本からまたやってくる、長女の友達である留学生が「ひろこさんのためなら喜んで」なんて嬉しいことを言ってくれちゃって、日本語訳の完全版を持ってきてくれるそう。ありがたいこと。

長女といえば、小さい頃から本が大好きで、たいへんな読書家なのだけど、彼女が「レ・ミゼラブル」は読んだ中で最も素晴らしい小説のひとつ、と言ってたなあ・・・。
彼女が小さい頃は、私が本をチョイスしてあげていたんですが、もう中等学校の頃は一緒に選ぶどころか、私が教えてもらうくらいで、その本読みで信頼する長女くんが褒めていた本、丸ごと絶対読みたかったのです。
ミュージカルは嫌いだ、なんて言いながら、あの映画がきっかけで、ちょっとしたレミゼ・マニアになっちゃった。

小さい頃、初めて買ってもらった絵本が「白鳥の王子」で、初めてもらったお小遣いで自分で買った本が「ああ無情」だったんです。

ジャン・ヴァルジャンの話を母がよくしてくれていたんで、この名前は、いつ知ったかも覚えていないくらい前から知っていて、なんだか親しいんですよ。

だから、もといたところに戻ってきた、という感じで、なんだか感動的。


さて、今日は昼から仕事だ、がんばろうっと。