6月末に、アフリカからの熱波による猛暑がやってきて、その後はしばらくさわやかな日々でしたが、今週またまたやってきましたよ。
猛暑。暑いぞ。
今回はイベリア半島からの熱波だそうです。
前回は40℃くらいになるかも、と言いながらも、36℃くらいが最高でしたが、今回は明日木曜日がピークで、ほんとに40℃になるらしい。
ニュースではさかんに、ムリするな、働かないですむなら働くな、水分を取れ、と言ってます。
水不足も深刻です。農家はたいへんみたい。
家の中は、壁が石やレンガでできていてぶ厚いので、外気の暑さはけっこう遮ることができます。
昨日も仕事から戻ると、外気が入らないように窓を閉め、カーテンを閉め日陰にして出たので、家の中は涼しかったです。
今朝もそろそろ日が射し始めたので、窓を閉めカーテンをひいてます。
そういうわけなので、今のところ(午前10時)は室内は汗をかかないですむ程度。
もしそれでも我慢できないくらい暑くなるようなら、水でも浴びることとしよう。
明日は40℃の中出かけないといけない…。
ちょいとキョーフですが、目的地はユネスコの世界遺産に指定されてるスピエンヌの石器時代の洞窟。
地下なので、たどり着いてしまえば涼しいだろうと思います。(笑)
もう7月も下旬。
6月は日本からやってきた友達とイタリアを旅行しました。
35年前も彼女と一緒にイタリア旅行したのです。
計画はもう2月に立てていて、その時は宿の予約のみ済ませ、5月に入ってどうやって移動するか具体的に見てみたんですが、いやはや、ほいほいと宿は予約したものの、ちゃんと移動時間を考えていなかったので、けっこう無駄に時間を失うことに、その時点で初めて気づいてしまった。
イタリアってけっこう広いのね。
ベルギーみたいなちっちゃい国は、2時間も電車に乗ってると外国なんで、それに慣れている私は、宿から宿へ動く際に4時間も5時間もかかることに、思いが至ってませんでした。
大失敗。
せっかく早い時期に良い宿を押さえていたんで、今さら変更するのもイヤだね、ってことで、ま、しょうがない、移動で時間を失いましょ、という結論。
ブリュッセルからフィレンツェまでの航空券だったんで、往きは到着後すぐボローニャに移動したんだけど、最後にフィレンツェに2泊。
まだ本格的なバカンスのシーズンじゃなかったというのに、ものすごい観光客の多さにびっくりしました。
35年前はこんなんじゃなかったのに。
もう2度と来ないぞ、と思ってしまった。
自分自身もその観光客の一人なんだけど、そこはそれ、自己チューってやつです。
塩野七生さんの本を読んで以来、アルフォンソ・デステのファンである私は、フェッラーラのエステ家の宮殿に感動し、
ラヴェンナでは、ダンテのお墓参り、そして教会では5世紀・6世紀のモザイクに、ブルージュの11世紀・12世紀の建物なんか古いうちに入らないなあ、と思い知り、
残念だったのは、スロベニアに足を踏み入れなかったこと。
トリエステはもうすぐそこがスロベニアとの国境なので、いる間にちょいと足を伸ばそうと思っていたのですが、公共の交通手段は、午前中スロベニア側からイタリアへ、そして夕方イタリア側からスロベニアへ、というものしかなく、あちら側に泊まる予定のない我々、行けずじまい。
今思えば、タクシー使えばよかったのかもしれないけど。
すぐそばなのに、残念無念。
間を置きすぎたんで、これ以上書くことが思いつかないわ。
なのでオシマイ。