まだまだ終わらない騒ぎ


冬を目前に、うちのネコちゃんはここんとこほんとうによく食べます。
冬眠の準備でしょうか。
夏も寝てばかりだけど・・・。


いっぽうニンゲン界はまだまだ銀行の危機で大騒ぎです。


先週末のフォルティス・バンクの危機は、ベネルクス3国が参入することで落ち着いたか、と見えましたが、それはその場の危機を乗り切ったに過ぎず、この週末には再び騒ぎ、オランダはオランダ国内のフォルティスにしか関わらない、で、ベルギー政府は金がない、というんで、ベルギーとルクセンブルグフォルティスは宙に浮いたかたちになったそうで、この日曜日の夜に再びいろんな交渉が行われたようです。

で、さっき起きてオン・ラインでニュースを見たらば、

http://www.lesoir.be/actualite/economie/banques-nouveau-week-end-de-2008-10-06-646170.shtml

ベルギー政府は11パーセント、75パーセントがBNP-PARIBASのものとなるようで、結局ベルギーのフォルティスはほとんどフランス化しちゃうようです。

そうなると、サルコがフォルティスの責任者がいっぱい金持って出て行くことも禁止するかな?

Dexiaの責任者は「辞職」なんだけど、フォルティスは「更迭」。
にもかかわらず、最初にABN-AMROを買うことでフォルティスの問題が始まったその責任者は、更迭時に500万ユーロのお金をもらってます。
我々凡人から見ると????の出来事ではある。

サルコから退職金を放棄するようプレッシャーをかけられたDexiaの責任者は辞職で、彼の就任時の契約が、辞職時には年俸2年分を受け取る、というもの、それが300万ユーロだったそうですが、でもこれは「契約」なんですよね。

このようなものすごい退職金を「金のパラシュート」と呼ぶようですが、サルコがこの「金のパラシュート」を禁止する法律を作るそうです。
ま、そういう法律が働く側の契約上に問題ないか、とか、いろんな話もでてきているみたい。
ニュースを聞いても、アホナわたしは半分くらいしかわからないんですが・・・。



ところで10月8日から来年2月初めまで、パリのグラン・パレで、すごいエクスポジシオンが行われるんですね。

これ。

http://www.rmn.fr/Picasso-et-les-maitres


今日はベルギーの主要な組合がスト、というんで、バスも電車もいろんな店も、全部お休みのようです。

政府に「購買力」を高めるための対策を求めるストだって・・・。
まだ「購買力」なんて言ってるんだよねえ・・・。