昨日は第一次世界大戦の休戦協定が結ばれた記念日で、祭日。
毎年この日は、いろんな式典が行われるし、新聞やテレビでは大戦に関わる特集があるんですが、昨日は、フランス2チャンネルで、Le bruit et La fureurという番組を観ました。
いろんな武器が開発されたために、戦闘の形態が変化、それまでの歩兵・騎馬戦から塹壕戦とかわり膠着状態へ陥り、すぐ終結するとみんな思っていたにも拘わらず、あしかけ5年も続いたこの戦争・・・、なんというか、アブスルド、ひたすら不条理・・・。
先日ここにもアップした鶴見俊輔さんのお話に、「第1次大戦のものすごい衝撃」という話がありましたが、まさにそのとおり。
この大戦に従軍した人で、まだ生きているのがヨーロッパに3人。
私がこちらに暮らすようになった頃は、もっとおられましたが、ひとり、またひとり、と減りました。
3人のうちのひとり、イギリスにいるヨーロッパ最高齢の112歳、昨日のニュースで当時の思い出を話しておられました。