寒さがグンと緩みましたが、湿度の高い悪天候。
昨日は1日中雨で、真っ暗でしたよ。
寒くても晴天の方がやっぱり気持ちいいわ。
でも、冬至を過ぎて、日は毎日3分ずつくらい伸びています。
ガザの出来事に、エネルギーを全部持っていかれてしまった気分で、なかなか他のことに気が回らないので、お知らせしようと思いつつ忘れていたことなど、まず記しておこう。
11月に日記に記した、ヴァーチャル図書館・博物館EUROPEANAが、1週間くらい前からアクセス可能になりました。
http://www.europeana.eu/portal/
ま、試験的なファーズですが、という前置きつきですが、ご興味のある方、いろいろ検索されてみてください。
去年の10月頃から話が出ていたようですが、昨日から、フランスのミュージアムは全て、18歳から24歳までも無料となりました。
若者の文化水準を向上させる目的。
以前から18歳未満は無料だったんです。
それと、失業者や収入の少ない人も無料でした。
ミュージアムの方では、この措置による収入減をどのように処理するか、という問題があるようなことをニュースで言ってましたが、それにしてもうらやましいことです。
そして、再びガザへ。
http://www.tkfd.or.jp/blog/sasaki/2009/01/no_485.html
広河隆一さんの「ガザ報道に携わるメディア関係者及びその報道に接する人々へ」
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/112508511.html
ル・スワールの記事ですが、これはいろんな援助にあたりたくてもあたれない状況にあって、フラストレーションがつのっているという記事なんですが、その左横の黄色い囲い記事に驚くことが書かれています。
http://www.lesoir.be/actualite/monde/gaza-la-frustration-croissant-2009-01-13-681263.shtml
「カタストロフ観光」というタイトルで、イスラエルの南にあるParashという丘では、最近観光客が増えた、と。
ガザと地中海が見渡せるこの丘で何をするかというと、ガザへの爆撃を見学するわけです。
タイヘン悪趣味というんで、こういうツーリストおよびツーリズムを恥だと思うイスラエル人もいるようですが・・・。
とくにSderotからの観光客が多いそうで、なぜかというと、その町にはロケット弾が届くから。
この10年の間に7人が、このロケット弾で亡くなっているんだそうです。
だから仕返しするのが嬉しくて楽しいってこと?
なんという人間性のレベルでしょう・・・・。
ル・モンドの記事。
イスラエルのガザへの攻撃は戦争犯罪であると、全部で90の団体が、国際刑事裁判所に訴えました。
下に貼り付けている記事は、その団体のGilles Devers弁護士に対してインタビューしたもの。
質問は
1・「どのような戦争犯罪にあたるとみているか」
2.「イスラエルが国際刑事裁判所に加盟していないが、どのように追及できるか?」
3・「他にどのようなアクションを予定しているか?」
その質問への答えは、ざっと訳すと
1・市民へ大きな苦しみを与えたこと、根拠に乏しい破壊行為に対して訴える。これに関してはロケット弾についても同様のことが言えるけれど、国連も言っているように、その攻撃の規模が非対称であること、そして、その多くの被害者に子供や女性の占める割合がおおきいこと、戦闘員の死者は少数で、しかも学校などを攻撃している。
2・イスラエル国民は複国籍を所有している者も多いので、たとえば、イスラエルとフランスの国籍を持っている者には、フランス人の関わることとして追求できる。あるいは国連を通して追求。
3・EUとイスラエルの間で調印されている条約への違反を訴えること。この条約では、平和をめざすこと、そして人権を守ることを謳っているから。
他にもメモしたいことがいろいろありますが、能力オーヴァー気味なので、今日のところはこの辺で・・・。