今朝おもしろい記事を見つけた。
これ ↓
単独で過半数を占める政党はないので、連邦政府と地域政府、それぞれどう組み合わせて連立政権にするか、いろいろシミュレーションができます、ってやつ。
5年前の自分のメモも読み直してみた。
今回大きく負けた政党、大臣の場所を失うことになるわけで、その流れでどうなるか、という話を ↓ エコロを例に示した記事。
出ていかないといけない大臣たちのもとで働いていた人たちは失職です。
フランダースで、1等賞がNV-A(ナショナリスト)で2等賞がVB(極右)ってのは前回同様なんだけど、今回はNV-Aの態度が、選挙前からずいぶん異なる印象を持ったんですよねえ。
前回は国を分断するような態度が激しく(極右のVBと組むかもしれないことを匂わせて脅かすような態度も見られた)、結局フランダースで一番たくさん票を得たにもかかわらず、連立政権Vivaldi に入れてもらえませんでしたから、それを避けたかったのだと思います。
今回は自分たちはVBとは考えが違うよってことを強調しつつ選挙に臨み、加えて、自らもVBに追い抜かれるかも・・・とおびえてるって感じを受けました。
それに、前回のような態度があまり見られない(気がする)のは、首相の座を狙ってるからでしょう。
私は、ベルギーって国の歴史と良さに、ナショナリズムはしっくりこないと思うんですけどね。
エコロの大敗、前回は若者たちの動きにも大きな力をもらったエコロはかなりの票を集めましたが、目の前の経済問題(というか、自分の貧乏問題、未来への云々という余裕がなくなってきてる)が「未来を考えること」に勝ったんでしょうね、今回はボロボロ。
今食べることがうんと先のことより大切、ってのはわかる。
でも、そこまで食うに困ってるの?とも思うのよねえ。
もちろん困っている人もいるとは思うけど、ベルギー人の暮らしをまんま続けると、地球が4つ必要だって言われてるというのに…。
ヴァカンスに出かけることができないってのが悲劇扱いされるお国柄だものね。
プッチーニに関する記事があった。
彼がブリュッセルで亡くなり、お葬式がここで行われたとこまでは知ってたけど、もうちょっと詳しい話をこの記事で知りました。
このフォトを貼ってオシマイ。
Jean Marais, Maurice Béjart et Jorge Donn à Ostende, en 1972.
Réunis en Belgique pour un spectacle d'hommage à Jean Cocteau.