オフが二日続くので

今日と明日、二日続けてオフ、余裕で掃除を済ませ、一日分の食事の用意も終了。

というわけでブログも更新しちゃおう。

また寒くなったけど、日が長いとやはりエネルギー・アップするのである。

 

いろいろと考えさせられていることはいっぱいあるけど、そのうちいくつかを忘れないように書いておこうと思う。

 

 

日本でも報道されたと思いますが、ジュリアン・アサンジュがエクアドルの大使館から追い出され逮捕されました。

それ自体もショックだし、彼のすっかり老け込んだ姿もショックだった。

そのすぐ後、エクアドルIMFから102億ドルの融資を受けるというカナダの新聞記事を読みました。

エクアドルはアサンジュを売った?

そうだとすると、わかりやすいだけに、これが一番ショック。

www.lapresse.ca

アサンジュ逮捕のニュースで、「この件に関して、めずらしくトランプ大統領は静かですね」とニュースキャスター。

ヒラリーに関してのリークに喜んでいたトランプ、アサンジュをほめちぎってたからでしょうか、と。

 

 

4月10日、ブリュッセルではBrexitについて首脳会議が行われました。

またまた延長されましたね。

昨夜のニュース番組を先ほど視聴したのですが、『チェルノブイリ・フォーエヴァー』や、フクシマの原発事故のドキュメンタリーを作った映画監督、アラン・ドゥ・アルーが招かれ、話していました。

www.rtbf.be

Brexitについても交渉人であるミシェル・バルニエに密着して « The clock is ticking »というドキュメンタリーを制作、この16日火曜日にarteで放送されるとのこと。

観なければ。

英国の議員たち、EUを離脱するということがどういうことか、本当にわかっていない様子で、質疑応答の際はナイーヴな質問ばかりで驚いたと言ってました。

それにしても、ほとんどその意味もわからないまま、国民投票なんかやってよかったの?

自らの保身のために国民投票というギャンブルに出たカメロン、「責任取って辞任」って…。

それじゃ無責任以外の何ものでもないじゃん。

そういやあれ以来全く姿を現しませんよね。

どこに隠れてるんだろ。

しかも投票結果はほとんど半分半分。

そりゃ分裂の事態を生むだけでしょうよ。

このままじゃどれだけ延長したって、にっちもさっちもいかないだろうし、もうちょっと論点を明らかにして、今一度国民投票するしかないのではなかろうか、なんて思うのだが…。

5月23日~26日、EU議会の選挙なんですが、英国でも実施されます。

何もかも中途半端で、いい加減にしてよ、と、私ですら思う。

 

アラン・ドゥ・アルーさんは以前にもこの日記に登場しました。

shohoji.hatenablog.com

 

 

日本のニュースは、有料のニュース番組『ビデオニュースドットコム』、TBSクラウド荻上チキちゃんの『セッション22』と『荒川強啓ディキャッチ』を、ずっと聴いています。

(とても残念なことに、強啓さんの番組は3月末で終了してしまいました。)

ビデオニュースのマル激トークオンディマンドは、毎回本を一冊読むくらい中味が濃いので、毎週土曜日に更新されるのがとても楽しみです。

特に、普遍的な問題に、つまり日本だけの問題じゃないことに話が及ぶものがおもしろい。

今日視聴したのは、「日本で女性議員がいっこうに増えないわけ」というタイトルで、政治学者の三浦まりさんのお話でした。

いろんな興味深い話が語られましたが、「自信の壁」という話が、こちらでも割と最近ニュースで話題になってたことと重なっていたので、おもしろいな、と思いました。

 

女性にとっての自信の壁、女性はこういう職業には就けない、と言った思い込み。

そういうことが「言葉」からも生まれるので、言葉を変えていかなければ、という話がしばらく前にニュースで取り上げられていたのです。

ご存知のように、仏語の名詞には男性形・女性形があり、弁護士・医者・プロフェッサー・運転手・郵便配達人など、いろんな名詞が男性形しかないことが、女性の進出を妨げている、という話でした。

 

私は「女だからこうするべき」みたいなことを、親から言われた覚えが全くないのですが、大学の入試を終え合格発表も終えた頃、同級生の家に遊びに行ったとき、そこのお父さんから、「女の子が4年制の大学に行ってどうするの?」と言われ、ほんとにびっくりしました。

そんな発想は大昔のことだと思っていたので。

 

それだって40年以上も前の話だけど、今だに存在することなのですねえ…。

 

 

ベルギーの高校生たちが毎週木曜日に行っているデモはまだ続いています。

最初にオランダ語圏で呼びかけたのがアヌナですが、彼女はスウェーデン人のグレタ・トゥーンベリという16歳の女の子に影響を受けたのです。

すぐにフランス語圏のアデライドも加わり、この3人の女の子が、この運動のエンブレム的存在になっています。

先日、この子たちのムーヴメントを応援しているおばさんとしては、取材した番組も観ちゃいました。

 

www.rtbf.be

そして、ここでグレタが話していることに、3女の姿が重なってしまいました。

彼女は11歳の時、世界が悪い方向へどんどん向かっていることに、生きている意味を失い、デプレッションに陥ってしまったのだそうです。

人と話すことも、出かけることも、食べることもできなくなったのだ、と。

16歳なのにもっと幼く見えるなあ、とは思っていましたが、食べることができなくなったので、体の成長が止まったのだと言ってます。

3女クンが同じような状況に陥ったのが12歳の時。

私もチビですが、3女クンはもっと小さい。

今は元気いっぱいですけどね。

 

それで昔の日記を読みたくなり、探してみました。

shohoji.hatenablog.com

彼女が皆既日食を観察しに、父親と中国へ行ってた時にアップした日記です。

この記事にのっけていたフォトは、ダイアリーからブログに引っ越した時に消えちゃったようです。

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これ↑ ふたたび親ばかですが、かわいいなあ、と。(笑)

肩車してくれてるお友達は、あまりうれしそうにしてませんね。(爆)

なんせチビなんで、こういうフェスティバルで近くにいると、こういうサービスをしてあげないといけないわけです。

 

こういう記事もありました。

shohoji.hatenablog.comこの頃は、まだ移民問題などもなかったのですね。

たしかイスラエルによるガザの爆撃からしばらく後だったのではなかったか。

 

もう10年近く前の日記です。

これからまた同じ時間が経った頃は、何を考えているのでしょう。

私、まだ生きてるかな?