もう3月中旬ですね。
この冬は、全然冬らしい冬ではなく、最低気温が氷点下になったことがなかったのです。
なんでも、1833年以来の暖かい1月平均気温だったとか。
2月には、クロッカスと水仙と桜がいっぺんに花咲くという、きれいだけれど異常な光景。
昨日なんて最高気温が21℃。街ゆく人は夏のいでたちでした。
新聞によると、3月のこの時期に20℃超えることは今までなかったそうです。
とはいえ、真っ青な空と爽やかな風、人々の顔はおだやかだし、エネルギーもアップします。
というわけで、昨日は長女に誘われて、ブリュッセルで行われた反原発マニフに参加してきました。
いつも官邸前の集会をレポートしてくださるSPYBOYさんを真似て、私もフォトつき報告など・・・。
スタートは北駅です。
例によって、オランダ語・フランス語・ドイツ語・英語と、いろんな言葉がゴチャマゼなブリュッセルにおけるデモ。
うちの長女クンとその友達、アルジェリア人のサラ君、ポルトガル人のペドロ君。
3女クンと、その友だちオーレリー。
台湾からゲントにやってきて、ベルギー体験中のマースちゃん。
うちの娘くらいのお年頃。
「反原発、ノーモア・フクシマと記した横断幕持参です。
マースちゃんと一緒に写っているのは、私の友人、ブリュッセル在アーティストのさちよさん。
そして、私とアーヘンからやってきたドイツ人のマグダレーナさん。
みんなで南駅に向かってマーチ。
南駅に到着したら、今度はオーガナイザーのディスクールと、反原発ソングです。
そして最後が「チェルノブイリ・フォーエヴァー」やフクシマのドキュメンタリーを作った監督、アラン・ダルーさんのディスクール。
私たち市民が原発を止めることは絶対できる、と、力強いお話でした。
その方法のひとつとして、ベルギーの原発を所有するエレクトラベルの株主になって、原発を自分たちのものにしちゃって止めちゃう、というのもあり、と。
近いうちに、原発で働く人々との話し合いの場がもたれるそうです。
歩きながらいろんな人たちと話をしてみると、みなよくフクシマのことを知っています。
ブリュッセル近郊から参加した75歳くらいのジャンさんが、フクシマから流される汚染水のことを心配されていました。
そして、フクシマの問題は、日本だけの問題でなく、地球の問題だからね、と・・・。
報告しようと思ったものの、ちゃんと書くのは難しいですね。
参加者数は、ニュースによると300人くらいだったらしいです。
もっといっぱいだった印象だったけど、わりと少なかったのね。
それを思っても、毎週3000人くらい集まるという官邸前の集会、たいしたものですね。
とにかくあきらめないで続けていきましょう。