落ち着かない気分はさておき・・・


クマがいない間に、あれもこれも、と、いろんな構想を持っていたけど、時間ばかり過ぎてなかなかはかどりません。

明日から、アルデンヌのフロレッフというところで毎年開かれるエスペランザという音楽フェスティヴァルが始まるんですが、子供たちが3人とも友人たちと一緒に出かけ、向こうでキャンプしながら3日間過ごすので、今その準備で、なんとなくばたばたしています。

このエスペランザは、他のフェスティヴァルよりずっとファミリアルな感じで、それにOXFAMなども参加、毎年のテーマも、「もうひとつの生き方」を探るもので、好感が持てるのでした。
「水の所有化を許さない」とか「第3世界の負債をゼロにしろ」とかね、そういうのが主張なわけです。

http://www.esperanzah.be/


以前mixiの日記で記した、長女の仲良しさんが、1年のヨーロッパあちこち体験を終了、先日久しぶりにうちに遊びに来ました。
バルセロナでは4ヶ月の、ホームステイしながらの語学学校通いだったそうですが、もうスペイン語流暢です。
行く前はゼロだったのが、もう本を読むのも不自由ないくらい。
いやあ、たいしたものです、感心しないではおられません。
だいたいものすごく優秀な子供ではあったんですが、同じグループの言葉を習得するというのは、ものすごく有利だというのもあるでしょうね。

母子家庭で、経済的には余裕ゼロなんですが、いろんなシステムをうまいこと利用して、高校を卒業したあと1年、アイルランド・スペイン・オランダ・イギリスを、ホームステイで回ったんです。
この子は成績優秀だったんで、1年飛び級しており、この9月に18歳になるんで、そうやって1年をサバティック・イヤーとみなしても、まったく時間のロスがないんです。

9月から、奨学金を利用して、フランスはリールで、文学のプレパラトワールを2年か3年やるそうです。

全部自分で調べて決めるし、いやはや、たいしたものです・・・。