静かになって快適

新しいPCに代えて、サクサクとすごく快適。

何より静かである。

今までほんとに内部の扇風機がうるさかったもんね。

必要なアプリも全部インストールを済ませ、心軽やかなばーちゃんである。

めでたい。

昨日は30℃超えの暑い日だったけど、モニターが真っ黒になることもなかったし、ほんとにめでたい。

 

 

 

すでに6月中頃からヴァカンス・モードに入った感じはしていたけど、7月に入って本格的に国中がヴァカンスに突入。

昨日のオンライン・ニュースのトップに、この夏ベルギー人の10人に4人はヴァカンスにでかけないという記事が悲劇としてアップされてた。

この国の人たちには、ヴァカンスに出られないってほんとに悲しいことなんだなあ、と、あらためて確認したことである。

 

 

A family going on the summer holiday in a Fiat 500, Italy, 1967.

 

私がベルギーに暮らし始めたころ、少数とはいえ、こんな感じで ↑ ヴァカンスに出る人がまだいました。
車の後部に自転車を縛り付けてたりして、ワクワク感満載で。
 
 
 子供たちが小さいころ、ヴァカンスに出る方が母にとってはタイヘンだったんですよねえ。
でも、今にして思えば、やっぱりいろんなところを訪ねることができたのは悪くなかったなあ。
車でないといけないところもいっぱいだったし、この歳になるとあんなハードな旅はもうしたくない、というかできないもの。
 

一番心に残っているのは、ブルターニュのパンポンの森とスコットランドのアップルクロスかな。

アーサー王物語の)ランスロの湖やマーリンのお墓に感動したパンポンの森。

そしてアップルクロスではホントに死ぬかと思った。笑

あの、左側は断崖絶壁で、ここで落ちたら発見されるにも数日かそれ以上はかかるだろう、という場所、「こっちから行こう!」って決めたのは私だったんで、心の中で「死んだらみんなママのせいだ、ごめんね子供たち」(←ものすごい道を必死で運転してるダンナにもちょっとは謝った。笑)と思いながらの道中だった。

でも、命かけても悔いはない、というくらい美しい場所にたどり着いたのも事実。

明け方の森を駆ける野生のシカの群れに遭遇したときは、ほんとに神様の使いかと思ったことでした。

あんな旅はもうできないです。

 

あ、今思い出したことがひとつ。

大学時代はいつもラグビー部のみんなと一緒にいたんだけど、ある試合で、一人は鎖骨を砕いてしまい、もうひとりが腕を骨折したことがありました。

で、救急車で病院に行くことになり私が付き添ったのである。

救急車に乗るなんて初めて、信号も無視してガンガン走るわけです。

ものすごく速いので喜んだのですが、どうも傍目にもその喜びが見てとれたらしく、その鎖骨を砕いた子が後でみんなに、「こっちは痛くてくるしんでいるのに、shohojiは速い速いとはしゃいでいた。あんなの嫁さんにするとひどい目にあうぞ。」と話していたらしい。

(今更だけど、ごめんね。)

その話をあるときモト夫にしたら、「そういう情報はもっと早く欲しかった」と言われたのだった。

 

 

 

 

PCの調子がいいので嬉しくなったんでブログ更新しちゃいました。

 

今日のシーレ。

Egon Schiele
Still Life with Flowers, 1911