10日ぶりの更新。
超早起きしないといけない仕事が続き、昨日ようやく終了しました。
毎日4分ずつ日が短くなってます。
数日前の5時30分ころの空、黄昏時みたいなきれいな群青色。
さて、仕事が一段落したところで、これからはプライヴェートな忙しさがスタートします。
冷蔵庫も空っぽになってるから買い物もしないといけない。
東京に住む友人が明日やってくるんで、うちの掃除もしないといけない、etc.。
明日やってくる友人の記事を貼っておきます。
この記事のドクター・チェの足跡を訪ねるのが、今回彼女がやってくる一番の目的なので、つきあえるだけつきあいたいなあ、と思っているところ。
前回更新した後のことやSNS上で見かけたフォトなど、メモ。
月に1回のランチ。
今回もおいしかった。
スターター
友人のチョイスはビーフのタルタール
私はヤギのチーズ、今回はスモーク・サーモンが乗っかってた。
メイン、彼女が選んだのはタラ
私は牛肉。おいしかった。(って、おいしいって意外表現できない語彙の乏しさよ。)
なんて美しいんだろ…。
Photograph of the great ballerina Anna Pavlova, Circa 1912.
その性格というのが伝わってきて、なんか「いいな」と思った。
Kiki de Montparnasse photographiée par André Kertész, 1927
すごくいいな、と思ったフォト。
赤が効いてる。
Casa Degli Omenoni Milano ou Palazzo Leoni-Calchi est un palais de Milan construit vers 1565. Situé dans la rue des Homnons d’aujourd’hui, derrière l’église de San Fedele. Le nom vient des huit cadres (homnons, ou "grands hommes") de la façade, sculptés par Antonio Abondio.
サン・ポール・ドゥ・ヴァンスにあるMaeght財団創設者のお孫さんが、下のコメント付きでFBにアップしてたフォト。
へえええ、と思った。
J'adore cette photo de Peter Beard, prise chez lui à Montauk, vers 1975 — Mick Jagger, Catherine Deneuve et Andy Warhol. Quel mélange !
なんか「懐かしい」と思ったフォト。
うちは母方の祖父も叔父も写真が趣味で、普通のうちだと見かけないような私たちが幼い頃のフォトがいつもいっぱいで、まるでそのうちの1枚みたいだと思ってしまった。
Les petits enfants de Choisy-le-Roi
1945 Robert Doisneau
Elégante au bois de Boulogne. Paris, vers 1910-1912
Photo © Roger-Viollet
この ↑ 時代の人たち、いつもすごくかっこいいなあと思うのだけど、でも、かっこよくない生活を強いられていた人々の方が圧倒的に多数なんだろうな…なんて考えていたら、数日後、こんな ↓ フォトも見かけた。
この階層の人が写真におさめられるなんてめちゃくちゃ珍しい、という解説付きだった。
Rare daguerréotype d’une dame en situation de précarité accompagnée de ses enfants .
Il ne faut pas oublier que se faire prendre en photo à la fin du 19eme siècles était très onéreux, pour un ouvrier cela représentait quasiment un an de salaire, voilà pourquoi nous avons tendance à penser que les dames élégantes en crinolines sont représentatives de cette période. En réalité, les daguerréotypes que nous avons gardé en témoignage du passé ne représentent qu’une partie infime de la population (1% à peu près),souvent des gens issus de la très haute bourgeoisie.
昨日の朝10時頃仕事を終えた帰路、スマホで見かけたニュースで、アラン・ドロンが亡くなったことを知りました。
もう健康状態が良くないことは知られていたし、本人も「もう十分生きたし悔いなし」とユータナジーを望むことを発言していたりで、亡くなったということ自体は大きな驚きではありませんでしたが、フランス映画の寵児みたいな位置にあったわけで、なんとも言えない気持ちになりました。
昨日はニュースも私がよく覗くSNSも、アランドロンだらけでしたよ。
TVニュースでは半分以上の時間を割いたし、X上つぶやきの90%はアランドロンに関するものだった。
彼の所有するDouchyのお城で、子供たちに囲まれて亡くなった、と。
その敷地には、彼が可愛がった35匹の犬たちも眠っていて、彼もその犬たちと同じ場所に埋葬されるそうです。
ジャンポールベルモンドと並べて語られることが多いですが、生まれた階層も性格も全て異なる二人です(ベルモンドは彫刻家の息子で、アカデミーで演劇を学んでいる)。
「映画」という第7芸術の最盛期を作り生きたわけで、この頃はハリウッドとは全く別に、フランス映画にはフランス映画の在り方もあり…、ほんとにいろんな意味で感慨深い。
それに、アランドロンが自身のことを「チンピラ」と「自覚」してたところがすごいと思うし、そこがいいと思う。
彼と一緒にいた女性たちのことも思い出しますねえ。
ロミー・シュナイダー、彼女は独占欲が大きかったらしい。
それで、彼女を置いてけぼりにしてナタリー・ドロンのところへ、唯一結婚したのが彼女。
一番長く彼と一緒にいたのがミレーユ・ダルク、ものすごく彼を愛し支えていたことで有名、でも子供に恵まれなかったそうで、その後彼は若いオランダ人のマヌカンと一緒になり、子供がふたりうまれる。
アランドロンを使った監督たちも、ひとりまたひとりとこの世を去り、取り残された感じもあったらしい。
政治的活動をしたわけではないけれど、ドゴール将軍が好きで、政治的には右よりを表明してましたしね。
SNS上で山ほどフォトやヴィデオを見かけたけれど、これだけ貼ってオシマイにしよう。
ジュリエット・グレコもいますね。
Avec plusieurs célébrités à Bruxelles chez Paul au Gaity.
以前RTBFでドキュメンタリーを見たときの感想をブログに書いていたんで、それも貼っておく。
(この記事で貼ってるドキュメンタリーのリンクはもう時間切れだけど、昨夜急遽プログラムが変更され、彼が主役をつとめた映画作品とともにまた放送された。)