昨日の記事にちょっと追加 & ネアンデルタール人の遺伝子とCovid-19

昨日(このブログの日付だと今日だけど、私にとっては昨日)の記事をアップした後に、ああ、そういえば…と思い出したことが一つ。

付け加えておこう。

 

Sodadeですが、ものすごく長いイタリア映画 La meglio gioventù (邦題 輝ける青春)の中で、ものすごく効果的に使ってあり、もうその曲が流れてきたことで号泣したことを思い出しました。(歌の意味なんて全く知らなかったのにね。)

この映画、たしかイタリアでTVドラマとして大成功をおさめたことで映画化されたのではなかったかな。

日本でも公開されたはず。

68年の世代の人々の若き日々を描いた映画です。

私にとって68年の世代の人々は、ちょっとあこがれるうーんと年上のお兄さん・お姉さんだったりする。

いっぽう、私より4つ年上の私のモト夫なんかにしてみれば、年が近い分もっと身近なお兄さん・お姉さん、ついていったものの期待を裏切られた部分もあったようで、ちょっと複雑な思いがあるようでした。

 

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さて宿題(アノン邸のこと)は残したままだけど、一昨日のニュースで知って、へえ、おもしろーい、と思ったことなど。

 

ネアンデルタール人由来の遺伝子が、年齢や既往症の有無と同様に、Covid-19の重症化に関係しているという、ドイツの研究者の研究結果の話。

23対あるヒトの染色体のうち3番の染色体に、ネアンデルタール人と共通の遺伝子を持つ人がいるんだそうです。

で、それは地球上で均等に受け継がれているものではなく、その割合は、欧州人だと16%だけど、南アジアだと半数の人がその遺伝子を持っている。

東アジアとアフリカではほぼ皆無。

バングラディッシュが最も高くて63%。

これが、英国における死者の中で、バングラディッシュ出身の人の死亡が平均の2倍だったことと関係しているのだろう、ということだそうです。

この遺伝子、ネアンデルタール人同様の化石人類であるデニソワ人は持っていないもので、ネアンデルタール人と我々人類が、50万年前に共通の先祖から受け継いだものだと考えられている。

 

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さ、そろそろお昼なんで、ごはんの用意でもします。

午後はちゃんと「お勉強」もしようっと。

 

サガンのエッセイのうちのテネシー・ウィリアムスの章は、もうだいぶ前にささっと読んでしまいました。

サガンが、テネシー・ウィリアムスを訪ね、そこでカーソン・マッカラーズやフランクと知り合ってから、マッカラーズやフランクも亡くなり、そしてテネシー・ウィリアムスも亡くなってしまうまでの友だちとしての交流の話です。

なんだか痛々しくて、じっくり読もうという気持ちにあまりなれない。

 

それにしても、「心は孤独な狩人」ちゃんと読んだのに、私はなんで何も覚えていないんだろう?