いろいろ

7月も終わりそうですね。

今は毎日3分ずつ日が短くなってます。

相変わらず寒いくらい(といっても、寒いわけではない)涼しい日々。

暑いよりはずっと快適ですが、あまり夏らしくない。

地球の温暖化で海の氷が解けると、海流に影響しベルギーあたりは寒くなる、って以前どこかで読んだ気がするなあ…。

ここは緯度で言えば樺太くらいに位置しますから、もっと寒くてもいいくらい北なんだけど、暖流の影響で暮らせる気候、海流が変わってくるなら当然のなりゆきかもしれません。

 

南の方はまだまだ暑すぎる天気が続いてます。

もう砂漠になっちゃう????

 

 

 

今日貼り付けておこうと思ったフォトなどいくつか。

 

まず、これ。

Toni Frissell (Américain, 1907-1988), Petit garçon abandonné, Londres, 1945

この男の子、誰か肉親は生き残っていたのかな?

ひとりぼっちになっちゃたかな?

心配になる。

 

 

長女のお腹にいる赤ちゃん(ちょっと出っ張り始めてきた。でもまだ私のお腹の方が勝ってるかも。笑)のパパは、イタリア人のジョヴァンニくんですが、彼のママであるラウラさんのお母さんはイギリス人、お父さんはフランス人で、大戦では戦闘機のパイロットで戦死しちゃった。

お母さんはドイツによる空襲で家族・親族もすべて亡くした(!)のだけど、お腹にはすでにラウラさんがいて、戦後、亡くなった夫の家族のもとフランスへ。

そしてイタリア人と知り合い再婚、イタリアへ。

というわけです。

イギリスで大戦中知り合ったフランス人といえば、きっとドゴール将軍が結成した「自由フランス」に合流したひとりということですよね。

ひとりひとりにドラマがあるなあ、と思ってしまった。

 

そういうわけで、私の初孫にはイギリス、フランス、イタリア、ベルギー、そしてニッポンの血が流れている。

 

血といえば、ジョヴァンニくんはRhマイナス。

うちの子供たちの父親もRhマイナスなんで、彼女たちは半分マイナスを受け継いでおり、長女の赤ちゃんは50%の確率でRhマイナスです。

母親がRhプラスなので、母子に影響はないのだけど。

 

 

 

実は先日からちょっとした悩み(?)がありました。

引っ越しするかしないか、という悩み。
 
長女と次女(次女は今仲間とのプロジェクトでリエージュブリュッセルを往ったり来たりの生活)の住む家、ここは彼女とその仲間たちでシェアする家なのだけど、その家にはひとつ完全に独立したフロアがあります。
以前3女がレオくんと暮らしていたスペースで、けっこう広いしなかなか良い。
3女たちが出た後、やはり仲間のカップルが暮らしていたのだけど、この12月に完全にリエージュの方に引っ越すことになりました。
 
で、長女たちが そこに住まない? と持ち掛けてきたわけです。
 
この家、大家さんもとてもいい人(ナミュールに住んでいる)だし、ここに住む若者たちはみなすごくいい子たちで可愛いし、自分だけのスペースも確保できるし、決して悪くない話…なんですけどね。
 
長女のところに子供が生まれたら、離れているよりずっと手伝いもしやすい。
(私に何かあった時も、彼女たちが手伝いやすい)
 
しかし!である。
今の住まいでの一人暮らしはすごく気に入ってるし、ここから動きたくないと思うのも事実。

 

よく耳にする「子供が手を離れて寂しい」というようなフツーの母親らしい感情が全くない私は、もしかして薄情なのかも…という負い目がちょっとあって、その上に孫に目がくらんだ… それで悩んだ。ははは。

 

でももう解決、引っ越さない、と決めました。

離れているといっても同じブリュッセルだし、フットワーク軽く動けば済む話ですしね。

フットワーク軽く動けなくなったら、どっちみち手伝いもできませんし。

決めたらスッキリしましたわ。

 

 

 

 

FBで見かけて おもしろい と思ったもの ↓ 。

サルトルは飼っていたネコちゃんにRien(Nothing)と名付けていたそうです。

哲学者らしいなあ、とも思うけど、Rienって音、ニャンコ語っぽく聞こえるから、ユーモアも感じる。

Sartre también tuvo un gato, al que le puso un nombre muy (digamos) filosófico. El gato se llamaba "Nada".

うちの長女が10か月の赤ちゃんのとき、赤ちゃん語で「フギャ」と言ってるだけなのに、こっちの身内が regarde(見て)と言った!とはしゃいでたのを思い出したりしました。

 

 

 

かっこいいなあ…。↓

私の世代には(って、私だけかもしれないが)、この68年の世代の人々がやたらかっこよく見えるんですよねえ。

若いころはあこがれでした。

Hippies in Kabul, Afghanistan, August 1971.

 

 

 

 

 

昨日は月に一度の友人とのランチ。

 

例によって少し早く着いてしまう私には、何も言わなくとも泡が出てくる。

昨日のスターター、サーモンのタルタール。

メインは牛のタッリアータ

 

おいしゅうございました。

 

 

 

 

オシマイにシーレ

Egon Schiele. Standing half-nude man 1914