明日からまた忙しくなるので、今朝知って驚いたことを、今日のうちにメモしておこう。
ここで書いた記事はFBにもアップするんだけど、そのとき最初に貼り付けたフォトが表示されます。
下の記事のフォトがそうやって表示されると吐きそうになるんで、それを避けるためにまず別のフォトを貼り付けることにします。
Egon Schiele
Funanbola
[Seiltänzerin]1912
Gouache,acquerello e matita
さて、気分が最悪になるのを避ける対策を取ったところで(笑)、今日のメモ。
いつもお邪魔する id:cangael さんのブログで知って、ものすごく驚いたのである。
ニッポンでは花火を眺めるのにお金を払わないといけないところがあるんですね。
しかも何? この値段!!
ホントに驚いた、そして悲しくなった。
目隠しして他に見えないようにしているところも、せこすぎて悲しい。
目隠し貼ることに人とカネを動員するところもめちゃくちゃせこい。
ニッポンの花火はきれいだから、死ぬ前に1回くらい観に行こうかな、なんて思っていたが、もういいや。
ほんとに、もういい、と思った。
人が集まりすぎて事故になることを防止する対策、というのは取られるべきだけど、それと有料化する、というのは全く別のこと、ですよね。
そうやって企業や金持ちからお金をもらわないと開催できなくなった、つまり貧乏になった、ってことですよね。
そして、お金を払った人とそうじゃない人を分けて差別しないと、金払った人が承知しない、ってことですよね。
せこすぎる...。
と、ここまで書いたところで、ニッポンの友だちが、この件について、
>お金払わないと見れないわけじゃないよ。琵琶湖の花火見てたのは30万人で、そのうち5万人が有料席で見たという話だと思うんだけども。
と教えてくれました。
そして、自治体じゃなく、民間団体が主催ということと、小規模な牧歌的な有料観覧席じゃなく、すごい排他的だったらしく、地元でも問題になってたことも教えてくれました。
上述の友人が、
>昔から神戸の花火大会は、サポーター制度があって、3千円払うと港に並べてある椅子に座って見れるんよね。地元民が混雑する場に行けなくなった高齢の家族にプレゼントしたりする。
という話をしてくれて、年寄りには人込みはタイヘンだからこれはいいアイディアだな、と思いました。
それで思い出したことがあります。
うちの母がベルギーに来た最後のとき、近くの街のプライヴェートなお城(Prince de Ligne プランス・ドゥ・リーニュ、ウィーン会議で「会議は踊る、されど進まず」と言った人のファミリー)で毎年行われるコンサートに行きました。
彼女が「王様になったみたい!」とめちゃくちゃはしゃいで、私もすごく嬉しかった。
城の主でないと入れないところでしたからねえ。
ああ、朝からドッと疲れた…。
もうあの国のニュースは見ないことにしよう…。
心身の健康に悪すぎる。
それに私、ベルギー人だし。
(って、実はもうかなり前から避けてはいるのだが、つい…。)
最後に、ハヤオ・ミヤザキの最新作の仏語タイトルが、Le garçon et le héron と決まったというニュースを貼っておく。