ブリュッセルのテロ警戒レベルが最高になりました。
今朝5時に首相の記者会見も行われました。
ほとんどの学校は通常通りですが、ヨーロピアン・スクールは今日は休校だそうです。
昨夜は早く就寝したので、私が事件を知ったのは朝起きてから。
ニッポンの姉や友人たちから心配のメールも届きました。
不法滞在のチュニジア人(11月に難民申請したらしい)である犯人は、まだ逃走中。
離れていると、こういうインフォメーションに心配させられますからね、でも私自身、というか、住んでいる者たちは、今日も普通に生活を続けるのみ、です。
(こういう事件が起きても、まったくヒステリックにならない社会なんですよね、私が大好きなこの国の特徴のひとつがそれ。)
今朝からラジオのニュースはこの事件に関するものがほとんど。
今、これを書いてる最中も、内務相がスタジオに呼ばれ、今の時点で話せることを話しています。
ハマスのテロで始まったイスラエルによるガザへの攻撃の中、絶望感からか、やはりいやあなムードが生まれていて、しばらく前にはフランスの北部、ベルギーからも近いアラスのリセで、過激化したそこの卒業生がフランス語の先生を殺すという事件が起こりました。
昨日がお葬式オマージュということで式典だった。
今ラジオで詳しく、なぜスウェーデンが標的か、を説明してました。
スウェーデンに住むイラク出身のキリスト教徒の人物が、今年6月にコーランを燃やすという事件を起こした時、スウェーデン政府は、そういう憎悪を煽ることを取り締まる法律を整えることをしなかった、というか、そういう法を整えることを拒否した(デンマークでも同様の事件が起きたが、ここでは速攻で法を整えた)、それで大騒ぎになったことは報道されたので覚えています。
そういう背景がある。
最近はスウェーデンの右傾化も目立ちますからねえ…。
今はブリュッセル市長がニュースのスタジオで話してる。
ラジオを聴きながら、ゆっくりこの記事を書いているオバサンである…。
あ、今、容疑者が捕まったという知らせが入ったそうです。
ああ、よかった。
2016年に起きたパリとブリュッセルでのテロの時は、サラ・アブデスラムが捕まるのにかなり時間がかかった(仲間がかくまっていたので)けど、今回は速かった。
組織だったテロってわけではなかったんでしょうね。
土曜日に、イスラエルにいるベルギー国籍を持つ人たちの第一陣が、軍の飛行機を使ってベルギーに入りました。
なんでも1万人以上のベルギー人が暮らしているそうです。
寒くなりました。
昨日の朝は3℃くらいだった。
その冷たい中、私はホームドクターのところに、インフルエンザと肺炎のワクチンを接種しに行ってきました。
(まだあのあまり頭のよくなさそうな医者のところです(笑)。今のところ、頼りなくとも「うちの近く+予約を取るのが簡単」というメリットが、その頼りなさに勝っている状態。)
その後、健保組合に診療代の払い戻しの書類を置きに行ったのである。
一番行きやすい健保組合のオフィスは、モロッコ人が多く住む通りにあるので、その通りにあるパン屋さんに寄り、おいしいアラブのパンを買ったのである。
私の前に並んでいたおじいさん、顔なじみのスペイン人のようすで、パン屋のアラブ人のお兄さん、スペイン語で話してました。
なんか、パンを買いたい、というよりは、時間つぶしの様子で、ちっとも買いたいものが決まらないので、お兄さんが私に「マダムはどれにしますか?」と、そのおじいさんを後回しにしました。
で、「フィリピン人?」と聞かれた。笑
(私はよくフィリピン、インドネシア、ヴェトナムあたりの人とみなされる)
「ニッポン出身だよ」というと、ニッポン語で「コンニチワ」と。
きっとフィリピン人だったらタガログ語で話しかけてくれたんでしょう。
「スペイン語もわかるよ」とスペイン語で言うと、突然テンションがアップしたおじいさんも含めみんなにウケてしまい、ヤンヤヤンヤとくだらない会話になりました。
楽しかったです。
こういう感じ、大好き。
いつものように、FB上で見つけた動画やフォトなどを貼っておく。
En 1973, le philosophe Roland Barthes, derrière ses volutes de fumées, analyse le pouvoir érotique du livre : "On peut investir dans un texte de façon amoureuse et c'est à ce titre là qu'on peut dire que le texte est un objet fétiche, à supposer que nous ayons un rapport érotique avec lui.
エマニュエル・べアール
最近子供の頃に近親相姦の被害者であったことを明らかにしたのだけど、この動画の頃は、まだそういうことは表に出せなかったのね。
とても賢く、社会問題にコミットする女優さんであるのは、もうずっと以前から有名です。
Emmanuelle Béart, à plusieurs reprises dans l'émission Thé ou Café, a évoqué son enfance et parlé d'une blessure, sans vouloir en dire davantage. Des paroles qui résonnent aujourd'hui.
レコードだけ取り寄せたつもりだったら、楽譜も届いてた、そこで「ギター弾きたいな」と思った、と。
人の運命って、おもしろいなあ・・・と思った。
気分が沈むニュースの中、これは「ああ、よかった」と思ったニュース。
トゥスクさん、今の極右政権に100%牛耳られたメディアに、まるで極悪人のように扱われていたんで不利かと思われてたけど、ポーランド市民、特に女性はちゃんとわかってる。
興味深いニュース。
早く結果が知りたい。
かわいい。
転んで尻もちをついた時の衝撃減のためにクッションをつけられてる。
Dutch boy with a pillow strapped on his backside to soften the falling on ice while skating (1933)
今ラジオで言ってたこと、テロ容疑者、ポリスに撃たれて病院にいる状態、彼のところで犯行に用いられたのと同様のカラシニコフが見つかった、だそうです。
PS 10分前くらいのニュース。 テロ犯、死亡。
追記・
今昼のニュースを聞いて、↑ に書いたことのうち、訂正すべきことがあったので書いておく。
犯人は不法滞在のチュニジア人、難民申請したのはもう数年前で、却下されているのだけど、その後もここで生活していて、妻子もいる。
妻は住居近くの美容院で仕事していたと。
同じ建物に住む人も、近所の商店の人も、普通の家族だった、驚いている、とインタビューに答えてた。
いずれにしろ、新たな事実がこれからいろいろ明らかにされると思うので、↑ に私が書いたことだけを信じない方がよいと思います。