1週間経ったので メモ

前回から1週間経ったので、更新。

 

日がずいぶん長くなってきました。

今は1日に3分ずつ、です。

嬉しい。

今朝の空。8時前には夜明けの気配。

 

 

 

最近のニュースで一番目につくのは、農業従事者による怒りの表明。

www.rtbf.be

何に怒っているかと言えば、こういうこと ↓ 。

Les agriculteurs réclament un revenu décent qui passe par des prix rémunérateurs pour leur production. Ils dénoncent certaines mesures environnementales et la surcharge administrative ainsi que les risques que font peser sur eux la conclusion d'accords de libre-échange comme le traité en cours de négociation entre l'UE et le bloc de pays sud-américains appartenant au Mercosur.  

特に畜産業の話だと私は理解しているんだけど、彼らは、気候問題に対処するための、こうしろ・ああしろ・これはダメ、といったEUからの指令に応えなければいけない上に、アドミ上の書類の処理に追われる、インフレによるコストの増加、収入減、しかも一方でEUは、自由貿易と称して自分たちがクリアしなければならないあらゆる項目をクリアしていない南米の生産物を輸入している、と怒っている。

それらが安く売られるので、自分たちはコストや労働に見合った価格で販売できないわけです。

 

気候問題を理解しない悪者扱いされているのも彼らで、

悪天候に見舞われ、去年は本来は10月に行うべき種蒔きも11月までできなかった。暑すぎる夏や水不足にも苦しめられている。気候変動を最も感じているのは、我々農家の人間だ。」

と、インタビューに答えているのを聞いて、そりゃそうだよね、と思った私です。

 

義父が亡くなった時点で、義父母の家に引っ越すべく持っていた家を売りました。

義父母の家を私たちも暮らせるように改造する期間、農家の隅っこに暮らしていたことがあります。

このときは、牛の出産に立ち会ったり、けっこうおもしろい体験もしました。

ジャン=ポール・ベルモンドにそっくりな農家の主のおじさんが、「ああ、冬はいやだ、春になれば牛たちを外に出してあげられるのに…。暗いし、汚れるし、臭いし…。」と嘆いていたことを思い出したりもした。

生き物相手だから、休みも取れませんしね。

 

あと、今年のEU議会の選挙に向けての報道も多いです。

 

ドレスデンは極右化していることでよく知られている街のひとつですが、そこで反極右のデモもあり、「歴史を見てくれ。他を排斥したことで良いことがあった例はない。」と主催者が訴えていました。

 

 

 

さて、その他いろいろ。

 

いい声ですよねえ。

歌がうまい人、ホントにうらやましい。

www.youtube.com

 

 

Pourquoi les hommes ne portent plus de robes
La robe a aujourd'hui une connotation féminine, et pourtant... pendant longtemps, ce vêtement a aussi été porté par les hommes 
スカートってもともと女性だけのもじゃなかったのに、というはなし。

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歴史に関心の深いブルターニュ出身のジャーナリストが、自身の祖父について調べていた時に見たレジスタントの女の子のフォト、強制連行されるときなのに微笑んでいる、それでこの少女に惹きつけられ調べた、という話。

ナチに対するレジスタント活動で、恋人とともに捕らえられ強制連行され亡くなった少女と、その事実をBDにすることでより多くの人に知ってもらおうと試みた話。

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Tristan Tzara and Jean Cocteau, 1922
Photograph by Man Ray (1890-1976)
Oscar Niemeyer Museum

 

 

It looks like a carpet but it is a mosaic.
Orthodox cemetery of Sainte-Geneviève-des-Bois preserves a splendid and moving work. It is the tomb of the greatest dancer of the 20th century Rudolph Chametovič Nureev, Nureyev for the whole world.
Designed by set designer Ezio Frigerio and created by Studio Akomena of Ravenna, Nureyev's tomb is a mosaic depicting a kilim, a highly prized carpet woven like a tapestry between the Balkans and Pakistan, much loved by the dancer.

こういうフォトもあった。

 

 

Violinist Yehudi Menuhin plays for his new baby daughter. 1939. By Hansel Mieth

 

 

今日はジョヴァンニのパパがアランチーニ(イタリアのライスコロッケ)を作るから食べにおいで、というお誘いを受けてしまった。

揚げ物大好きなコロコロばーちゃんは喜んで行くことに。あはは。

 

明日は「怖いから観たくない」と言ってた是枝さんの「怪物」を観にいってくる。

友人がチケットをプレゼントしてくれたので。

 

世の中にはタイヘンなことがいっぱいだけど、そんな中、のどかに日々を過ごすバーサンである。

ありがたい。