7月も今日でオシマイ。
あっちもこっちも猛暑でタイヘンそうですが、ここは今日も最高気温は20℃超えないそうで、雨と風の悪天候。
自分で自分にあげたヴァカンスは今日でオシマイですが、とても出かける気になれないお天気です。
8月に入ると仕事が入っており、アムステルダムに行ったりアルデンヌに行ったりしないといけない。
仕事のときは、曇りでも寒くても許すけど、雨はやめてほしいなあ…。
数日前にニュースで知って、メモしておこうと思っていたのに忘れていたこと ↓ があったので、めずらしく連日更新。
Brexit って言葉に続いて、最近新しく Bregret という言葉が生まれてる。
イギリスではEUを離れたことを後悔し始めてる、という話です。
(そうなることは初めっからわかってただろ、と思う。申し訳ないが、まったく同情できない私です。)
TVのニュースでは、国民投票の際、EUを離脱することを10人のうち7人が支持したという港町Grimsbyを取材してました。
UKでは今、悔いている人が55%、離れてよかったという人は33%だそうです。
ついでに今朝オンラインで読んで、怖いなあ、と思った記事をふたつ貼っておく。
ベルリンの北に位置する街Neubrandenbourg で、駅にいつも掛けてある虹の旗が、何者かによって鍵十字の旗に掛けかえられていた、というニュース。
これまでも何回か虹の旗が盗まれることはあったけど、今回はさらにエスカレート。
犯罪行為なので犯人探しが行われているようです。
しばらく前にはドイツのどこかの街の市長選挙で、極右政党が勝った、というニュースもありました。
自分に余裕のある日々じゃないから、心が狭くなっているんでしょうね。
数日前に長女が、例によって野菜と果物のお裾分けを持って来てくれたんですが、そのときまたいろんな社会情勢の話になりました。
「最近は嫌な気持ちになるニュースばかりだよねえ。記事を読む気にもならないねえ。」という話から、
「ゲーテはいつも数日遅れの新聞しか読まなかったらしいよ。どうでもいいニュースと大事なニュースの区別がつくから、という理由だったそうだ。」
「空海は都であまりにも多くの書物を見て、きりがない、と読書を放棄、ヒッピーになったそうだ。」
と、ふたりともが日々精神衛生上よくないニュースを避けていることを、正当化し慰めあったのである。笑
とはいえ、ベルギーで暮らす人は恵まれているよね、という話にもなりました。
今少しずつ出産・育児の準備をしている彼女、ありとあらゆる必需品を無料で譲ってくれる人たちのおかげで何も困らない、と言ってました。
出産後は保育所にかかる費用もものすごく安いので仕事しやすいし、社会の仕組み上、国からの経済的援助もある。
「これでいい」と思わずさらに要求し文句を言うことも国の仕組みをキープするために必要だけど、同時に、自分は恵まれている、と感じることで他人にやさしくなれるよね、と。
今朝読んでゲーッと思ったニュース。
Youtubeで流れている動画の話。
NATOの兵士が普通の家庭にやってきて、いろんなものを没収し、その家の人が「ハイル・ゼレンスキー」と言わされている。
「2022年以来、ドイツの家庭から220億ユーロが支払われている」と結ばれ、男の子が持っているぬいぐるみも没収される、というもの。
Jojo Rabit を真似っこして作られたっぽいこの動画、最初はドイツの極右によるものと思われたそうだけど、よく調べてみたら、登場する役者たちは皆ロシア人、ロシアのプロパガンダだそうです。
なんというか…、吐き気すら感じる。
何か美しいものでも貼り付けて終わりたい。
特に美しいとは思わないけど、まさしく最近の天気っぽいのを見つけたので これ ↓ 。
ここまで雨は強くないけどね。
Robert Doisneau (Français, 1912-1994), Pluie d´été, 1981