今日は王立アカデミーに行く予定があるのみなので、今のうちに備忘録を更新。
そういえば最近、毎日4分ずつ日が伸び始めましたよ。嬉しい。
というわけで、メモ。
昨日ニュースで知って、へえええええっと思ったこと。
これ ↓ 。
白雪姫のモデルになったドイツの美しいお姫様、ブリュッセルに送られ、フランシスカン修道院に入り21歳で亡くなった。
亡骸はその修道院の教会に埋葬されたそうなんだけど、今でもそこで眠っているらしい。
その場所が現在の証券取引所のところ。
(もうかなり前から証券取引所としては使われてはなくて、現在はベルギービールがいろいろ飲める場所になってる。入ってみようと思わないのでどんな感じか不明。証券取引所だったころは、文化遺産の日に入ったことある。ロダンがかかわったでっかい作品がある。1870年代の創建当時、ブリュッセルに住んでたロダンも、内装・外装にかかわったので。)
発掘された古い部分の一部、ちょうど教会部分が歩道から少しだけ覗けるようにしてあるんだけど、まさか「白雪姫」もそこに眠る一人だったとは…、うわああああ、興味深い!と思っちゃった。
いろんな伝承には、それぞれモトになった事実があるわけで、グリム兄弟がまとめた語り継がれたお話の中の白雪姫も、そのモデルが、上述したお姫様、マルガレータ・フォン・ヴァルデックであろうと言われているんだそう。
>Margaretha Von Waldeck est la fille d’un prince protestant, nous sommes après la bataille de Mühlberg où les Protestants ont été battus et le Duc de Hesse a été emprisonné. Le père de la princesse est un vassal du Duc de Hesse et on présume que c’était peut-être pour une opération de charme qu’il a envoyé sa très belle fille à la cour de Marie de Hongrie, la sœur de Charles Quint, qui gouvernait la Belgique à l’époque"
>Ce qu’on sait, parce qu’ils le disent eux-mêmes, c’est que les frères Grimm, quand ils ont créé ce conte, se sont basés sur une tradition orale qui existait dans cette partie de la Hesse. Le chercheur allemand a commencé à s’intéresser à l’histoire de cette fille et a été frappé par le nombre de parallélismes entre la vie de cette fille et d’autres éléments dans la région et le conte tel que nous le connaissons maintenant
今も発掘は続いているんだけど、人骨も1000体以上あるので、そのお姫様が「これだ」と特定できるかは???だそうですが。
歩道から覗けるようになっているところから見た人骨のフォト、以前撮って保存したつもりだったので、探して貼りつけようと思ったけど見つけられず。
昨日は王立アカデミーにコンフェランスを聴きにいきました。
テーマは Le "libre examen" で4回シリーズ。
今日が2回目で、来週の水・木曜日に続きます。
私が Le libre examen という言葉を知ったのは、大戦中にレジスタント活動を行った自由大学の Groupe G を知り、このグループのメンバーは Libre exaministe だった、と読んだ時。
あらゆるドグマにとらわれず検証するという科学・哲学の在り方です。
思えば自由大学の「自由」は、この意味なんですよね。
古くはアリストテレスもこの言葉を使っているのだけど、確立されるには啓蒙思想の時代を待たないといけない。
Groupe Gについては、何回かここに記したので、ちょっと思い出そうと掘り起こしてみた。
そういうわけで、この思想についてもうちょっと詳しく知る機会だと思い、聴講を申し込んでいたのである。
昨日の第1回が概論でした。
今日はクリスティアニズムとの関わりについて、来週の水曜日がイスラム教との関わり、木曜日がデモクラシーとの関わり(これは複数の研究者による円卓会議)、というプログラムです。
昨日のお話の中で興味を抱いた人。メモ。
この記事を記し終えたら、夕方の講義に備えて昨日聴いたことを復習しておかなければ…。
最後の質疑応答の時に、講演者が話されたことが重要だと思った。
2024年現在、陰謀論者たちが Le libre examen というタームを、全く異なった使い方で利用している、と。
だから自分は今回のコンフェランスを企画したのだ、とおっしゃっていた。
陰謀論者って、ほんとにイヤだ。
昨日は何回もミス・ニッポンの話もラジオやTVのニュースで耳にしたわ。
「ミス」のコンクールって、それ自体を私は「バカみたい」と思うので特に関心ないのだけど、それにしても「排他的な国だなあ」と思う…。
おもしろーいと思ったフォト。
Medieval humor. - Abbey of Sainte Foy, Conques, France, c.1050.
美しいなあ、と思う。
Le portrait de sa fille Maya par Picasso date de 1943.
メモ。
うちの子の仲間たち。
このクリップ ↓ の屋内部分はうちの娘たちの家です。
彼女たちには、興味・関心・価値観と趣味の合う仲間たちがいるというのが、私の「明日死んでもいいや」という思いの基盤のひとつだったりする。
何も物質的なことは残してあげない母だからね。
(ああ、でもこの家に引っ越さないことに決めたのは正解だった。バーサンにはこの環境、むり。笑)