ベビーシッティング、その他

フランス語の教室で友達になったウクライナ人のカチアには、アンドレという6歳の男の子がいます。
(小さな子にこういう名前がついているの、初めて。年寄りみたいな名前です。笑)
この9月から小学校1年生。
こちらの小学校・中等学校は、水曜日が半ドンです。
カチアが行きたい学校の授業が、水曜日の午後もあるんで、夏休みが始まる前から、うちの3女に、ベビーシッターのアルバイトをやってもらえたら嬉しい、と頼まれていて、昨日うちでその子を初めて預かりました。
3女にも、ちょっとしたお小遣い稼ぎになりますしね。

その子の通う小学校は、我が家から歩いて5分のところにあります。
3女が帰宅するのを待つと遅くなるんで、私が小学校へお迎えに。
もううちの子供たちは大きくなっちゃったんで、ものすごく久しぶりに「小学校へお迎え」をやって、祖母の気分でした。
校庭では小さな子供たちが走り回り、大声を出し、おばあさんは頭がクラクラしてしまいましたよ。(笑)
ちっちゃくて細いアンドレくんは、、元気いっぱいだし、躾がよくいきとどいているし、好奇心いっぱい、話しぶりはオトナっぽくて、すごくかわいらしい。
どんぐりなどを拾いつつ、お話しながらの帰り道は、往きの2倍の10分はかかりました。

すっかりなついて「自分のうちより調子いいよ」なんて言っていましたが、あっという間にママがお迎えにくる時間になり、じんわり涙さえ浮かべて去っていきました。

お金なんかいらないから、またおいで、と3女くん。

小さい子供たち、ほんとうにかわいいです。
こういう風に小さい頃は、みんな同じようにしていても、年を重ねるごとに、ひとりひとりの進む道、生きる場所が、少しずつずれていき、異なる世界へと離れていくんですよね。
世界中の子供たちが、ひとりとしてひどい目にあわない世の中になって欲しいことだ、と、久々に思ったりしたことでした。

カチアですが、ウクライナで取得したディプロムを学校で見せたところ、いくつかの授業は免除になる可能性があるそうで、それ次第では水曜日の午後の拘束から自由になるかも。
そしたら子守の必要はなくなります。


わたしは昨日はセラミックの教室の日だったんだけど、行きませんでした。
というのも、昨日はマニフェスタシオン・ユーロピアンヌの日で、ヨーロッパ中からブリュッセルに人が集まり労働組合マニフェスト
公共の交通機関の運転手たちも、40パーセントほど参加する、というんで、私の利用するバスも、走ったり走らなかったりで、出かけても帰って来れない、なんてことになったらいやだったんで、さぼったわけです。
ブリュッセルにはどのくらい集まったのかな?
ニュースによると、24ヶ国から10万人以上集まった、と。

http://www.lesoir.be/actualite/belgique/2010-09-29/euromanif-une-grande-reussite-selon-les-syndicats-795621.php


今ニースの近くのサン・ポールのフォンダシオン・マークトゥの美術館で、ジャコメッティの展覧会をやっていて、ものすごくよさそうだし、ニースにはマチスシャガールの美術館もあるし、10月の中旬に行ってくることにしました。
ブリュッセルから往復62ユーロという安い航空券をゲット。
宿泊に関しては、18,19日と2泊するつもりなんだけど、長女お勧めのカウチサーフというもので、試しに、泊まるところを提供してくれる人を探してみたんだけど、私と同じ年頃の女性で、ニッポン語の勉強をしている、という人を発見、連絡も取れ、ぜひいらっしゃい、とのことなんで、このシステム、初体験してこようと思っています。