大学の講義に紛れ込む・・・


昨日は、長女の大学で、ニッポンからドクター論文作成のための勉強に来ている女の子と初めて会い、学食でヴェジタリアン・メニューの食事を取り、一緒にカラヴァッジョに関する講義を聴き、それから旧市街に移動してお茶をする、という若々しい一日を送りました。

ずっと以前から、芸術史の講義にはいつも年輩の人がいっぱい聞きに来るから、ママも来ればいいのに、と長女が言ってたんで、この機会に、と思ったわけです。

先週までは、導入と言うことで、マニエリズムに関する講義だったそうですが、昨日からは本題のカラヴァッジョに関する話が始まり、カラヴァッジョの生誕からペテルザノに弟子入りし、さらにカンピ兄弟やボンヴィチーノあたりとの交友関係からの自身の作品への影響、といった話(だと思う)が聴けました。

聴講していたのは、美術史専攻の学生たち、うちの長女と同様の音楽史専攻の学生たち、それと年寄りたちでありました。
最近の学生の半分くらいは、講義の記録を、ノートでなくPCに打ち込んでいくんですね。
へええええっと思っちゃいました。

ニッポンから来た女の子は、とても心細かったところ、うちの長女に知り合うことができ、そして私とコミュニケーションがとれたことで、ものすごく心強く感じると、とても喜んでくれたので、こっちもとても嬉しくなりました。

それと、見ているとうちの長女くん、たいへんお友達への面倒見がよいみたいで、友達からとても頼りにされている様子、へえ、と、これも新発見。

若者がいっぱいいるところに行くと、なんだかエネルギーアップしちゃいますねえ。
そのうちにまた行こうっと。