ヒマな日々です。
こんなにヒマで大丈夫?と思うくらいヒマです。
何年か前に仕事中に霊感のあるお客さんから、「shohojiさんは大きな力に守られています」と言っていただいて以来、目の前のするべきことと自分が思うことに真面目に対処していさえすれば、きっとなんとかなるだろうと、あまり心配はしていないのだけど、ダラダラしすぎて太ったので、これはまずいぞ…と、思ったりしてます。
でも、もしかしたらうちの体重計が壊れてるのかも、と、ちょっと疑ったりもしています。笑
というわけで、時間があるのでブログでも更新しようか、と…。
特に最近何かしたわけでもないので、へええっとか、はああっとか、ええっとか、そう思ったニュースなど、備忘のために記すとしましょ。
世界一古い菌の話。
www.lematin.chブリュッセルのアフリカ博物館にあったコンゴで採取された石から、8億年くらい昔の菌糸の化石が見つかった、という話。
まだ木も生えていないような、地球が真っ裸状態だったころのものだそうです。
「気が重くなるようなニュースばかりの日々ですが、こういういい知らせもあります」との前置きで紹介されたニュースが、これ。
ガンの転移をくい止める薬品がルーヴァン大学で開発された、というもの。
www.rtbf.beもともと肥満に対処するための薬品として開発されたものなのだけど、ガンの転移をブロックするために有効だということがわかり、12年後には使い始められることになるだろう、とのことです。
ベルギーからも3万人以上が連行され、生きて戻った人はそのうち1650人。
今現在まだ生きておられる方たちは20人に満たないそうですが、そのうちのお二人がニュースで紹介されました。
ポール・ソボルさん 94歳
忘れられるのが怖いというより、伝え続けることを止めるのが怖い、と。
今でも伝えることを続けておられるこの方も、戦後40年間、何も話すことができなかったそうです。
アンリ・キシュカさん 93歳
www.rtbf.beこの方も1980年まで、自分の経験については何も語れなかったのだそうです。
証言者となったそれからも、自分の妻や子供たちには何も語れなかった、と。
ふたりとも、一緒に連行された家族は誰も生きて戻れなかったそうです。
一昨年の8月だったか、グレタ・トゥーンベリが学校をボイコットして気候問題の緊急性を訴える運動を始め、それに共感して去年1月から、ベルギーの子供たちも毎週1回木曜日に学校をボイコットする運動を始めました。
あっという間に大きな動きとなりましたが、ベルギーのこの運動が、欧州の中で最も大きな効果を上げた、というニュース。
2018年と2019年に行われたアンケートを比べると、上述のアクションのおかげで、環境問題を重要視する数値がどこの国でも伸びているのだけど、中でもベルギーにおける伸びはものすごく大きい、との結果が見られるそうです。
グレタさんについて、「工作員らしい」なんて言ってるのをネット上で見ました。
なんというか、こういう陰謀論のようなカキコを見ると、あきれてしまいます。
いろんな人がそれぞれにいろんな考えや意見を持っていることは、それなりにリスペクトしないといけないとは思うものの、陰謀論的な物言いをする人は、申し訳ないけど、その時点で私としてはアウト。
それと教養のかけらもないゆえの意見もアウト。
一番優しい気持ちになれたとして「お気の毒」というところか。
でも、「教養」については、人さまの批判をするヒマがあれば、自分のことを振り返らないと、ですね。
友だちからもらった「マチネの終わりに」という小説を読んでいます。
今半分くらい。
読みやすいのですぐに読み終わりそうですが、ここんとこまででどうしても気になる点がひとつ。
主人公たちが「結婚しないといけない」と思ってるふしがあるところ。
(後半になるとそんなこと関係なくなるのかもしれないが…)
主人公のうち女性の方は、ヨーロッパでの生活も長く、パリを拠点にしているみたいなのに、結婚????
別に結婚するのが悪いと言っているわけじゃないんです。
まるで当たり前のように主人公が結婚を意識しているのが不自然というか。
結婚したい、と思う経過でも書かれていれば、あ、そうか、と思うのであるが…。
ベルギーでもそうですが、誰も結婚にこだわらないんです。
一緒に暮らすからには、権利も義務も、結婚しようとしまいと存在します。
日本の方に「お子さんは?」と訊ねられて娘が3人いると答えると、次に「ご結婚されているの?」という質問が続くことがほとんど。
「お子さんは?」「ご結婚は?」の両方とも、ベルギーに暮らしていてされた覚えがないんですよねえ。
うーむ、気になる…。
これを読み終えたら、次に控えているのが、オランダの作家ハリー・ムリシュの「天国の発見」です。
しばらく前に記したアーティストさんのおススメ小説。
オランダの作家の本なんて読んだことないし、彼のおススメぶりから、ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」のような、全体小説(と、百年の孤独をバルガス=ジョサが絶賛したそうです)であろうと想像・期待しています。ワクワク。
今朝はチャーチルのドキュメンタリーを視聴しました。
チャーチルの命日(24日)ってんで放送されたのかな?
www.rtbf.be家事をやりながらチラチラ見ただけなのだけど、第2次大戦でナチの攻撃からかろうじて持ちこたえていたイギリスです。
持ちこたえるだけでなく負かさないといけない、そのためには米国の協力が必要、と考えたチャーチルが米大統領に頼むのですが、その時点で米国はそのつもりなし。
そこで起こった真珠湾攻撃。
参戦するつもりのないアメリカをプッシュするすることになった、と。
パットン将軍もだけど、チャーチルも、この時代の「英雄」って、闘う場面になると水を得た魚のようになるんだなあ、とも思ってしまった。
さて、まだまだいろいろ思ったことはあったけど、おヒマ感はすでに十分出てると思うので、ここでオシマイとしよう。
追記・今見たニュースも付け加えておこう。