昨夕、政府の安全対策会議が開かれ、今の「不要不急の外出禁止」対策がさらに2週間延長されることが決定されました。
おそらく5月3日まで、さらなる延長となるであろう、とのコメントつきで。
www.rtbf.be早いうちに(カフェ、レストランの閉鎖といった)対策をうったので感染者は急激に増加することはありませんでしたが、それでも増え続けており、流行が抑えられているとは言えない、とのことでした。
昨日は社会保険の事務所からメールが届き、申請した補助金について、できるだけ早く支払うからね、とのことでホッとしました。
社会保険負担金についても、コロナ危機用の特別な措置がなされることになり、まず第一四半期の分が簡単な手続きで免除してもらえるようなので、さっそく申請しました。
やはり、すごく助かる。めちゃくちゃ助かる。
とりあえず今やるべきことは、自分自身の健康管理と他者の健康管理、それをやってね、ということですから。
そういうわけで、全く不足のない日々を送っています。
対策の目的がはっきりしていて、その成果もそれなりに出ていると思うのですが、国の財政も大打撃、ですよね。
昨日のニュースによると、1週間につき2400万ユーロずつ失う計算になるそうです。
「とりあえず」という状況が過ぎたら、どういう社会になるでしょう。
今回の補助金申請は、本当に簡単な手続きでOKでした。OKの返事が届いたのも、思っていたよりずっと速かったし。
いろんな証拠書類が求められなかったし、その査定する必要も省かれたからです。
で、私が連想したのがベーシックインカム。
このシステムについては、もう随分前から議論されているものの、反対論者も多く、なかなか実行されません。
(労働組合の反対もすごく大きいです。自分たちの存在意義がなくなるから?)
でも、この危機の中で、優遇される人とされない人の区別をすることは、時間と人件費の無駄だし、ましてやそういう差別は存在してはならないはず。
フランダースのN-VAの政治家には、この期に及んで「そんなに簡単に失業手当をはらうなんて」と文句言ってる人もいますが、こういう時にはっきり見えますね、どんな人間かということが。
ベーシックインカムを連想したのは私だけでなく、うちの子どもたちや友人たちとも語り合いました。
加えて、公共のサービスの重要性。当然のように受けていたけど、今回はその重要性を確認しました。
この状況の中で、ゴミの収集も滞ることなく行われています。
医療に従事されている方たち同様、この方たちも≪最前線≫で働いておられる。
ニュースでやってましたが、出してあるゴミに「ありがとう」のメッセージをつけている人もたくさんいるそうです。
今週から青い袋(プラスティックのボトルや缶など)と黄色い袋(紙)の収集は、頻度が減らされることになりました。
当然です。
今日は3月の最終土曜日なので、夜中にサマータイムに移行します。
日も長くなり、良い天気が続いています。
春ですねえ。
そして今日はアースアワー、ベルギーでは、20時30分から1時間、電気消しましょう、の日。
今朝TwitterでAI画伯が肖像画を描いてくれるってのを見つけ、早速試してみました。
(寄付はしてません、ごめんなさい。)
おもしろーい、と思いました。