強風 14時頃ピーク 

今日はホームドクターのところに行ってきました。

甲状腺の数値がよくないので、様子を見るために血液検査、ということで、アポを入れておいたので。

先日「手のクリニック」に行った際、私の目の前でホームドクターにもインフォがシェアされたんで、「その件、見ましたか?」と訊ねるとまだ見ておらず、「今ちょうど見ていたところです」と。

なかなかこない出前の催促に「今出たところです」と答えるというジョークを思い出してしまった...。

 

結果は1週間くらいで出る、オンラインによるテレ診療になりますから予約を入れておいてください、と言われたので、帰宅後さっそくアポ入れしておきました。

この場合診療費の支払いはどうするのかしらと訊ねると、私が払う必要はなく、全額健保組合が支払ってくれるのだそうです。

 

甲状腺の数値に関しては、私の場合 Hyper ではなく Hypo で、今の数値7が10になるようなら、症状はなくとも薬を処方します、とのことでありました。

Hypo の症状は、肥満(これ以上体重は増やしたくない!)・疲労など、ゆっくりといろな不調が出てくることになります、と言われました。

原因はやはり年齢によるものだと思われます。

私がひそかに考えていた、「日本食による海藻大量摂取の影響」説、は却下されました。(笑)

皺や白髪が増えることなんて大した問題じゃありませんが、いやなのは目に見えないところの機能低下などなど、年より少しくらい若く見られたって、こればかりは抵抗できない自然の定め、であります。

 

 

 

今週の水曜日、朝7時30分頃のトラムの停留所。

天気が悪いのですごく暗い。

ポール・デルヴォーの絵みたい、と思いました。

その作品の空や光を見ると、マグリットデルヴォーもやっぱりベルギーの画家だよね、と、しみじみ再確認したことでした。

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今日は全然寒くはないのですが、強風が予告されており、ピークは14時頃、所によっては時速130㎞くらいだそうです。

20時頃になるとただの風に落ち着くそうですが…。

こちらでは、風の速度は時速で表現されます。

 

長女の友人が今日ローマから到着だと聞いたような気がしたんで確かめると、ちょうど14時ブリュッセル着の飛行機だ、と。

なんと不運な…。

ロベルト・ベ二ーニ級のおもしろい人だと話には聞いてましたが、そういう目に合う確率も高いのね、と思ってしまいました。

 

ロベルト・ベニーニはまだ日本にいた頃、ジム・ジャームッシュダウン・バイ・ローで初めて知りました。

以前ジャームッシュゾンビ映画が出た時、荻上チキさんのセッション22でインタビューが放送され、「鬼才ジャームッシュ」と紹介されていて、私は、この監督はトム・ウェイツやベニーニといった気の合う仲間たちと楽しむために作ってる、という印象を持っていたので、ちょっと違和感を覚えました。

私の「鬼才」という言葉の解釈が間違ってるのかもしれないけど。

 

はたしてローマのベニーニくん、今日は無事にたどり着けるかしら…。

 

 

 

 

ウクライナの問題、ちっとも収まりそうにないですね。

昨日は幼稚園に爆弾が飛んできたとかで、先生が二人怪我をしたそうです。

地元の人たちは、警戒しながらも落ち着いた様子でした。

思えば今に始まったことじゃありません。

プーチンウクライナNATOに入るのが我慢ならないんでしょう。

以前本で読んだのだけど、プーチンってまだソ連だった頃ドイツに駐在していたんで独語が上手だそうです。

その本には、彼は西側諸国のようなあり方を望んでいたのに、ソ連崩壊後ロシアが米国に西側諸国の一員となることを徹底的に拒絶された、その恨みがある、みたいなことが書いてあったと記憶します。

 

人の感情って、場合によっては歴史に大きな影響を及ぼしますよね。

 

普仏戦争が始まったとき、フランスはプロシア嫌いのオーストリアが見方についてくれることを見込んでいた。

でも実際は、フランスが中心になって煽てあげメキシコに送り込んだハプスブルグのマキシミリアン、オーストリアでは人々に人気の高かった彼は見殺しにされた、そのことを恨んでいたんでこの戦争では知らんぷり、フランスの敗北にはその影響もあるのだそうです。

 

興味深いと思います。

 

 

今夜RTBFでベルギー6代目の王妃パオラのドキュメンタリーが放送されるそうです。

2年半の間の密着取材による1時間30分の番組。

こういう取材って例外的なこと、というので話題に。

アルベール2世については、デルフィーヌという他の女性(この方も貴族、法的に父親だった人は有名な実業家で、つい最近亡くなった)との間の娘が、法的に王の子だと認めて欲しいという訴訟を起こし、最終的に認められた、というのが日本でも話題になったかも。

このデルフィーヌさんが王様の子供というのは皆わかっていたことで、彼女も子どもの頃は王様とよく一緒に過ごしてもいたのだけど、あくまでも公然の秘密状態だった。

 

裁判所はDNA検査をしなさい、と命令、それに従わない場合一日毎にすごい罰金が加算される状態だったんですが、事態はあっさり収まりました。

今の王様がプッシュしたんじゃないかな、と思ってます。

前王は、そういうことは王家の者として公開できない、と思い込んでいたんじゃないかしら。

デルフィーヌと今の王様(7代目フィリップ)が一緒にいるフォトや、アルベール2世夫妻とのフォトが公開され…、というあたりから、なんだか「スキャンダル」が「家族の肖像」へと変化したような感じでした。

10年にも渡るアルベール2世とパオラ王妃の不仲の時期は、家庭の中はとてもイヤな状態だったそうで、そういった話も今日のドキュメンタリーでしっかり話されるらしい。

その一部が3分ほどニュース記事に貼ってあったんで視聴したんですが、そこで前王・王妃と現王・王妃が4人で昔のフォトを見ているところがあって、フィリップが自分の若い頃のフォトを見て Il y  a 20 kilo って言ったのが笑えました。

Il y  a 20 ans って言うと、20年前 という意味になるんですが、たぶん40年くらい前のそのフォトの頃より20キロ増えたってことだと思います。

けっこうおもしろい人なのね、と思いました。

 

 

 

昨日のニュースで、香港の病院が満タン、Covidの患者さんが列をなす様子を見ました。

うわあ…タイヘンなことになってる、と思ったんですが、日本で症状があっても自宅で、という指示がなされるのは、今の香港のような状態になって世界に発信されるのを避けるためなのかな?と思っちゃいました。

 

 

 

話はコロリと変わりますが、去年の秋頃からEUには日本のインスタントラーメンが輸入できないことになってます。

日本は添加物の規制がEUより緩いので、何か引っかかったのかな、と思ったけど、魚介類が材料に含まれたらダメらしい。

詳しいことは調べていないのでわかりませんが、日本食料品店にいってももう買えないのは確か。

健康的じゃないのかもしれないけど、

(って、私の世代は、すでにイヤというほど添加物を摂ってきたに違いないので、今さら感も大きい)

たまには 超カンタン ということで食したりもしていたのに、それが不可能となりました。

 

 

さて、そろそろ14時だわ…。

 

 

追記・ジョヴァンニくん(ベニーニくんの本名)の乗る飛行機は、無事ブリュッセルに着陸したそうです。