今朝いちばん最初に読んだニュース記事をメモしておく。
これ。
カップルの相方が亡くなった際、それから5年間はその人の子供を持つことができることになった、というニュース。
これまでは2年がリミットだった。
この法律の発端となった人のケース。
2019年に結婚、2020年、二人で家を買い子どもを持つことを考え始めたところで、相方氏の胃がんが見つかった。
(若いがん患者に対して病院サイドが提案することになっている)
とてもアグレッシヴながんで、2021年12月に彼は亡くなりました。
彼が亡くなって、子どもについて具体的に考えることができるようになったのが半年経ってから。
法律で認められているのは「死後2年以内」なので、これでは時間が少なすぎると考えた彼女は、連邦政府の健康省にその期間を延長してもらえるように掛け合い、健康相がそれを受け入れ今回の法律になった。
この変更のおかげで、今お腹にいる子供はキョウダイを持つこともできる。
亡くなったパートナーの子供を産みたいというケースはとても少ないそうです。
Covidで亡くなった相方の凍結されていた卵子で人工授精、他の女性のお腹を借りて子供を得た男性のケースがあったとのこと。
どこの病院でもこの願いにこたえられるわけじゃないし、受け入れる病院でも、ケース・バイ・ケース、だそうですが。
パートナーの死後の授精を認めている国はとても少ないそうで、お隣のフランスではNON、認めているのは、スペイン、オランダ、UK。
加えて、そういう法律はなくとも、戦争中のウクライナでは、ネーションを保持するために、前線に送られる前に兵士の精子を凍らせて保存しているそうです。
なんだかSFみたいですが、テクノロジーの進歩で、ホントにいろんなことが可能になったんだなあ、と、あらためて思いました。
私個人は、いろいろ考えをめぐらしながらも、全く抵抗なし、です。
美しいフォト。
Native American mother and child. 1902. Source - New York Public Library