9月に入ってしまいましたね。
ホントに速い。
去年のクリスマス、長女くんに誕生日プレゼントに Benjamin Clemantine のコンサートのチケットをもらったとき、「うんと先の話っぽいけど、きっとすぐこの日がやってくるんだろうな」と思ったのであるが、ホントにアッという間にやってきそう。
今月27日なんだけど、その時にはもう10月が目の前ね…。
日が短くなった上に今日は悪天候で暗いので、今朝は8時くらいまで寝てしまった…。
寝坊すると1日だらしなく過ごしてしまうからよくないのであるが、寝られるときに寝るのは、それはそれで悪くないのかもしれない。
明日からまた仕事だし。体力温存。でもその準備をしないといけないのだよ…。
さて、最近の話題。
フランス語圏では学校の休暇の変更があり、秋休みが長くなった分、夏休みが短くなり、もう今週の月曜日から新学期が始まったのである。
それで、月曜日はニュースは学校の話が多く、ラジオのニュースでもその話題だらけで、その中でヨーロッパの学校の歴史の話をしていて、興味深かった。
国によって学校の制度が作られたのはプロシアが一番早く、18世紀のこと。
これは、ルター派の考えがベースにあり、自分ちで聖書を読まないといけない、つまり文字を読むことができないといけなかったから、だったそうだ。
ベルギーは国によって学校が置かれるのは1842年、だけど義務教育になったのはヨーロッパで最も遅く、1914年だったと。
その理由は、重工業でとてつもない経済力を誇っていたベルギー、子供の労働力がものすごく重要だったからだそう。
今の感覚では、「ひどい話だ・・・」と思わないではいられない。
加えて、ここ1週間のものすごく大きな話題が連邦政府が発行した Bons d'Etat です。
国債みたいなものだけど、国債だと Obligation と呼ぶはずだから、ちょっと性格が違うのではないかな?
これ、1年間のもので利率が2.83%。
銀行に置いていても増えないお金で、かなりの国民がそのBonを購入したのである。
販売期間が今日まで、わずか1週間で100万の市民がお金を動かし、200億ユーロ以上売れちゃった。
予想したよりずっと大きな額が動いたのである。
まだ販売期間は終わってないので、もっと増えるでしょう。
私ですら一瞬、買おうかな、と思ったくらい。(笑)
たったの1年だしね。
私が投資できる額では、利子よりめんどくささの方がでかい、と思ったのでやめたけど。
銀行の積み立て預金はすぐ動かせるので、それを皆利用したわけで、銀行はその10%を失うことになったそうだ。
この積立預金、最近少し利率が上がったんだけど、それでも政府のBonより利率は低く、このお金の動きゆえになんらかの対抗手段を設けるかも知れない。
(期待しよう。)
しかし、これだけの市民が購入した背景には、一応「政府・国」に対する信頼がある、と、今朝のニュースで話していました。
国がぽしゃったらそのお金を失いますからね。
ニッポンと比較してましたよ。
ニッポン人も政府を信頼して国債をいっぱい持ってるんですよね。
そこがギリシャと異なる、と。
さて、政府はそのお金、どういう使い方をするのかな?
今日のメモはこれくらいにして、FB上で見つけて、いいな、と思ったイメージなど貼ってオシマイにする。
The thinker.
Hanoi, Vietnam.