前回記し忘れたこと

お産の後、問題が全くなければ2泊で退院というシステムの中、体重の増え方が5g(!)足りないというんでまだ病院に残っていた長女とチビ太も昨日退院しました。

自分ちに戻ることができてホッとしたようです。

チビ太のパパがホントに甲斐甲斐しく動くので、私としては何の心配もなく、退院その日に行ってもかえって邪魔かもしれないし…と訪ねることはせず、今日会いにいくことにしてます。

それにしてもパパくんの働きぶりには感心します。

長女くんはおっぱいをあげるのみでよい。

それも2回の授乳のうち1回は、搾っていた母乳を彼が飲ませてます。

アドミ上の必要事項その他も早々にきっちり済ませちゃうし、うちの子供たちと私は彼をバトラーと呼び始めてしまった。笑

 

バトラーってイギリス文化、フランス語ではなんというのかしらと興味を持ったのでちょっとWikiってみました。

○○という言葉が他の言語でなんというか、それを調べるにはWikiがとても便利。

で、初めて知った仏語の言葉 Bouteiller が Butler に当たるそうな。

「ボトル」から生まれた言葉なのね。

中世ヨーロッパで王に仕えた役職のうち、宰相などと並ぶ4大タイトルのひとつ。

カロリング朝の時代に生まれた役職で、宮廷におけるワインの管理をする役人だったそう。

へええ、おもしろーい、と思いました。

 

彼ら3人家族が起きたら知らせるとのことなので、そしたら彼らのところに向かいますが、前回記事で記してなかった他のことを、今のうちにメモしておこうと思います。

 

 

数日前のラジオのニュースで、ニッポンに特派員として駐在しているジャーナリストが話していたことです。

「とても礼儀正しいと評されるニッポン人であるが、実はその反対だ」というもの。

auvio.rtbf.be

クライアントから浴びせられる罵詈雑言、場合によっては物理的暴力を受けることもある。

自分たちは笑顔を強制されているのに、向こうからは「ありがとう」の一言もない。

しょっちゅう被害に遭っているタクシーの運転手がインタビューに答えて、「渋滞は自分のせいではないのに罵られ、生きてる価値もないとまで言われる」とか、唾をかけられることもある、とか言ってました。

そういう態度をとるクライアントがものすごく多く、その大半が50~65歳の男性だ、とも。

そんな中、クライアントの態度や言葉遣いによって値段が変わるカフェが登場。

ニッポンに行ったら礼儀正しくしましょうね、と締めくくられてました。

 

私がニッポン生まれだと知ると、よく(愛想で)「ニッポン人は礼儀正しいと聞く」と言われることがまだあります(昔はそれに加えて≪テクノロジーの国≫というのもあったなあ、もうそれは誰も言わないけど...)。

そういうときは「礼儀正しいのではなく従順なんですよ」と答えるんですが、もうすぐしたらそう答えることになる評価もなくなるんでしょうかね。

なぜ人は礼儀正しくあるべきか、そこを考えることがなく、言われたから従順にそうふるまっているだけの人は、〈何か〉に属さない場面では傍若無人

30年近く前に一緒にニッポンに行ったベルギー人女性が、一人ひとり接するとあんなに礼儀正しいのに、(満員電車の中のような)アノニム状態ではなぜあんなに無礼なの?と驚いていたことを思い出します。

 

「新しい上司はど天然」というマンガがアニメ化されたのを何回か見ました。

前の職場の上司のパワハラで心身ともに壊してしまった会社員、彼の新しい職場の上司はとても良い人、ど天然でかわいくてどんどん癒されていく、という内容。

見てると、前の職場の上司のパワハラはもう犯罪レベル。

マンガを購入しているオンライン本屋の読者の感想を読むと「癒される」というのしかない。

「癒される」のみでいいの?

それはそれとして「これは犯罪」と訴えないといかんでしょ、と、あまりのことに私はちょっとイラついてしまうのでありました。

そんなことも思い出した。

 

 

明日は私の誕生日、今年はチビ太というすごいクリスマス&誕生日プレゼントをもらってしまった。

時はすごいスピードで過ぎていきますが、今年2023年は特にあっという間だった気がするわ。

 

さて、今日はシーレを貼ってオシマイにしよう。

 

Egon Schiele. Kneeling woman 1915