2024年前半最後の月となりましたね。
あっという間に今年も終わるんでしょう。
驚く速さ。地球の自転のスピードが加速したの?笑
もともと天気が良くないことが多いとはいえ、今年の5月は例年に比べ圧倒的に天気が悪く、「美しき5月」がほとんど味わえなかった。
この ↓ フォトは数日前に「ああ、今朝は良い天気だ」と嬉しくなって撮ったもの。
でもこの日も、結局午後になって雨になったのよねえ…。
ああ、せっかくの5月が…。泣
でも日はまだ長くなっていて、22時過ぎてようやく暗くなる感じ。
天気は悪くとも日が長いのが少しは救いです。
さて、いくつかメモ。
今朝ラジオのニュースで、Torii(鳥居)の話をしていたのが聞こえてきた。
で、気になってそのニュースに関する記事を検索してみた。
これ ↓ 。
なんでも1910年にニッポンを旅したマリモンの市長ワロケさんが、日光の神社で見た鳥居がいたく気に入り、1911年ニッポンの工房にブロンズの鳥居を注文(高さ6メートル、幅7メートル)船で運んできて所有する庭に置いたのだそう。
彼の死後に国のものとなりそこは公園なんだけど、その鳥居がかなり痛んでしまって、公園を訪れる人にとって危険ということで撤去されしまっていた。
最近修復され、20年ぶりに戻ってきたのだそうだ。
(このワロケさん、モンスにはこの人の名を冠する建物などもある。ロダンとも交流があり、今モンスでやってるロダン展は、それに触れた展示も多い。)
で、ラジオのニュースで何が気になったかというと、「ニッポンのTempleにあるTorii」と説明していたこと。
神社のことは Sanctuarie と訳し Temple とは言わないのではないか…と思ったのだった。
Templeというと仏教のお寺なのでは?と思ったのだけど、気になってちょっと調べたら、言わないこともないみたい。
しかし、↑ の記事を読むと、公園のToriiをくぐった先には仏像が置いてあったりするようなので、やっぱりごちゃまぜ感はある。
ま、私も生まれ故郷の文化がちゃんとわかっているわけではのないけど、いわゆる「オリエンタリズム」っての、今もまんま存在しているよなあ…と感じたのである。
メモその2は円安のこと。
もう1ユーロが170円を超えて数日。
ずっと130円台だったのが150円を超えたとき驚いたが、それが当たり前になり、そして160円超えるのが当たり前になり、今は170円超え。
これも当たり前になるのかな。
10月にニッポンに行く私としては、円安はありがたいのだけど、それにしても...。
ニッポンの友人のひとりが、200円まで行くと思う、と言ってました。
メモその3。
3女くんのお友だちのこと。
14年前にギニアからやってきたとき17歳だったというジャックくん。
そのときは未成年だし、すぐに政治的難民ということで手続きしておけば、なんらかの救済措置を受けられたにちがいないのに、そういうアドヴァイスをしてくれる人がそばにいなかったんでしょうね、そのまま不法滞在ということでつい最近捕まり、収容されてしまった。
でも友人たちが動き、弁護士が動き、まじめに過ごしていたことを証明してくれる人もいっぱいいて、一昨日釈放されました。
収容されておよそ1週間で開放、よかった。
以前にもここで記したムクタ(と聞こえるのでそうだと思うが確信なし 笑)くん、今も長女たちのうちに暮らしています。
やはりギニアからやってきた子。
この ↓ のフォトではまだ10代だけど、今はもっとたくましくなりラスタ頭のイケメンくん、かっこいいですよ。
まだ13歳くらいの頃から、反体制ということで牢獄に入れられたり、タイヘンな目に遭ってきた。
ギニアから逃れものすごい道のりを経てブリュッセルにたどり着いた。
「何も持たないできた。スマホと手持ちの現金だけ。いろいろ持ち出そうとしている間に、逃れられるチャンスを失うから。」と言ってた子です。
うちの子たちのアドヴァイスですぐに手続きをし、未成年ということで優先され、職業訓練を受けたり、仕事も得たり、元気でやってます。
そういう公的サーヴィスを受けることで、滞在許可も下りる。
現在はブリュッセルの公共のサーヴィス機関(ごみの収集、朝6時には出勤)で働いてます。
うちの孫くんの面倒もよく見てくれるんです。
ジャックもすぐにこういう流れに乗ることができたら、今回のようなことにはならなかったかも。
でも解放されましたから、これからそういう流れに乗れるのかな?
そうだったらいいけど。
選挙まであと1週間。
私はエコロ(緑の党)にいつも投票してきましたが、PFASの件以来もう信用できなくなってしまって…。
汚染があった事実は事実として、その事実を隠していたワロニアの環境大臣がエコロだったことで失望してしまった…。
住民の血液検査の結果がわかるのが選挙の後、そのことで他の党から「選挙の前に結果を見せないなんて意図的」と攻撃されてる。
それに対して、「この件を選挙のために利用している」と彼女(環境大臣)は怒ってましたが、そりゃ利用されるわよ、隠してた(そのつもりはなかったそうだが)ってのは重いでしょ。
環境問題を重要視しないのは極右政党くらいだし、エコロの存在意義が???になってしまった感あり、でもある。
まだどの政党に投票するか迷っている私である。
極右と極左以外であることは間違いないのだが。
SNS上で見たフォトなど。
かわいい。
François Truffaut et Jean-Pierre Léaud photographiés par Raymond Depardon sur le tournage du film "Les deux Anglaises et le continent", 1971
マン・レイによるガートルート・シュタイン
Photo de Man Ray (américain, 1890 - 1976)
Gertrude Stein , vers 1928
gelatin silver print.
カラヴァッジョ
「古いフォトにみつけた自分のそっくりさん」を作ってくれるサイト
おもしろいので私もやってみた。
言葉もいろいろ選べるみたいで、日本語でもOK。
オシマイ。