前回ブログの更新をしてから10日経ったんで、へええっと思ったことなどいくつかを備忘のために記しておこう。
2020年もあと2週間を残すのみとなりましたね。
ここんとこちっとも寒くない日が続いています。
今日なんてお日さまもいるんで、窓を開けちゃっても全然平気です。
こちらでのCovid-19第2波、減少し始めていたのに、しばらく前から減らなくなりました。
ICUの患者数と死者は減っているんですけどね。
そんな中、ロックダウンパーティと称して集まって騒ぐ人がポリスのコントロールを受けたりもしました。
それでもっと厳しくというんで罰金もアップ。(参加者250ユーロ→750ユーロ、主催者750ユーロ→4000ユーロ)
昨日は用事をいくつか済ませるために、久々に旧市街に。
日中なので美しさは今一つでありますが、フォトなど。
グランプラス。
ツリーの向こうに見えるのは、ビール醸造者のギルドハウス。
上に乗っかってるのはマリアテレジアの義弟、シャルルドゥロレーヌです。
30年戦争 (←後で考えたら、30年戦争じゃない。でも大変だった時代にブリュッセルでゆったりしてたのは確か。なんだったっけ…。忘れちゃった。)ガタガタしていた時代、この方ブリュッセルで優雅に暮らしてたらしい。
ギャレリー・サンチュベール。
独立したばかりのベルギーで、近隣諸国に誇れるものを、というんで作ったアーケードです。
アーケード自体はすでにパリなどで作られていたので、世界一古いわけではありませんが、天井がうんと高くてガラス張りで明るい、となると世界一古いかも。
1847年に作られたものです。
ちょうどマルクスやエンゲルスがブリュッセルで亡命生活を送っていた頃。
彼らがよく集まったカフェなども残っています。
ヴィクトール・ユーゴーの愛人ジュリエット・ドゥルエが暮らした建物もある。
他にもエピソードがいろいろで、話し出すとキリがないくらい。
今はクリスマスシーズンでORIGAMIと称するデコレーションがされています。
ところで、イギリスとEUの間の交渉、なんだかんだでちっとも進まないようですねえ。
やはり漁業に携わる人たちへの影響は大きいみたい。
若い漁師さんが「転職しないといけない」と言ってました。
1666年の文書、役に立たないのかな。
選択的夫婦別姓について、しばらく前からネット上で、その記載について(法律ではなく単に記載について)なんだかんだと話が進まない、みたいなニュースを見かけましたが、今朝Twitterで、今回の政府の基本計画から「選択的夫婦別姓」という文言自体が消えた、と知りました。
フーン、という感じ。
ベルギーでは建国以来夫婦別姓だと、友人のジャーナリストが言ってました。
私もだからずっとショウホウジさんです。
ちょっとこの機会に調べてみたら ↓ 、子どもの苗字も父親のだろうと母親のだろうと親代わりの人のものだろうと、その全部だろうと好きに選べるって書いてある。
私はグランプラスのあたりに出かけたときは、王立美術館の前からトラムに乗って帰宅します。
ミュージアムは12月に入ってから開いているんですが、王立美術館の場合、私のように友の会メンバー(入場無料)の予約がオンライン上でできないんで、行き当たりばったりでスペースがあれば入れる、って感じ?というのが気になって、それでなかなか行けないでいました。
昨日トラムに乗りこむ前にその点質問したら、「友の会のメンバーなら予約なしで何時でも入れるのよ」とのこと。
同時にいっぱいメンバーが来ちゃったら(ま、そういうことはないでしょうが)どうするのかなあ、いいかげんだなあ、なんてちょっと思いつつも、めでたい。
今日はうちで済ませたいことがいくつかあったんで行けなかったけど、明日久々に王立美術館を訪ねることにします。
6月末にブルージュの美術館を訪ねて以来だわ。
嬉しいな。