ブリュッセルの空港と地下鉄マールベークで起きたテロ事件から、今日で5年。
先ほどまで空港でセレモニーが行われていました。
爆発の起きた7時58分に黙とう。
地下鉄での爆発は9時過ぎだったので、セレモニーに参加していた王と王妃や首相たちは、今地下鉄の方に移動していることでしょう。
私自身、事件直後の取材や事件1周年の取材に仕事で加わったこともあり、いろんなことを思い出します。
事件後最初のブログの記事も再読したりしました。
当時ははてなダイアリーで、ブログに引っ越しした時点で記録は消えましたが、私の記事なんかでも、ものすごくたくさんの人が訪ねてくださって読んでいただいた記憶があります。
今回のコロナ禍の中での生活でも同様に身にしみていますが、上に貼り付けた記事にも記したように、社会で共有する価値観というのは、ものすごく大切だと思います。
いろんな経験を積んで、いろんな犠牲も払いながら、築いてきた価値観を、カンタンに壊されてなるものか、と思う。
今朝Twitterで目に留まった記事。↓
もうずいぶん前に、仕事で行った「植物工場」で、そこで研究者として働いておられる農業エンジニアの方が、「植物と会話ができる技術を開発している」と熱く話されていたのを思い出しました。
mixiでそのことを日記に書いたのを覚えていたので探したけど、昔すぎて見つけられず残念。
昨日RTBFのサイトで見つけて視聴した、古い記録ビデオがおもしろかった。
火祭りに関する記録。
サン・ジャンの火祭りというと、ずっと前にTVで観た映画を思い出します。
La comète 彗星っていうタイトル、啓蒙時代の天然痘の流行を時代背景として設定してあり、同時にすごくマジカルで(このマジカルな感じが私の好みなんです、クストリッツァのアンダーグラウンドや、ガルシア=マルケスの小説に通じる)、もうずっと前からまた観たくて仕方ないのに、DVDもなければYoutubeなんかにもない。
あまり評価が高くなかったんでしょうかねえ。
よい作品だと思ったんだけど。
追記・昨日火祭りについていろいろ調べながら、故郷の精霊流しを思い出したんだった。
上のビデオ、自分の思い出でもないのにやたら懐かしく、涙が出そうになったのは、やはりそこに普遍的なものがあるから、かな?